ケリングの公式サイトより
「ブシュロン(BOUCHERON)」が、パリのハイジュエリー工房を買収した。今回の買収は成長戦略の一貫として生産能力の拡大を目的としており、10月31日付で同社の傘下に加わったという。
同社が買収したジュエリー工房は、フランスの若手起業家兼宝石職人のセドリック・ガンジェミ(Cédric Gangemi)が2017年にパリ・ヴァンドーム広場近くに設立。ブロンドー(Blondeau)、ベルター(Belter)、シャンソン(Chanson)、FGデベロップメント(FG Développement)の4つの企業で構成されており、CADデザイナーや宝石細工職人、セッティング職人、研磨職人など、ジュエリー製作の各工程を担当する約60人の職人が在籍し、それぞれが連携してハイジュエリーの製作を行っている。
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ブシュロンのエレーヌ・プリ・デュケン(Hélène Poulit-Duquesne)CEOは、「今回の買収によってブシュロンの工房の生産能力を強化することで、卓越したクラフトマンシップを維持しながら、高まるお客様の需要にお応えすることができるようになると思います」とコメントしている。
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