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そごう・西武が、2023年10月度の月次売上高を発表した。既存店全店の前年同月比の実績は98.2%となり、2021年9月以来2年1ヶ月ぶりに前年を割った。そごう・西武を含む大手百貨店ではコロナ禍からの反動消費で好調が継続していた。
10月は平均気温が高く推移したことで衣料品がやや伸び悩んだ。婦人服の売上高は前年同月比90%、紳士スポーツは同95%だった一方で、高級雑貨呉服は同102%、プレステージブランドは同100%と高額商材は前年実績を維持した。化粧品は脱マスクによる買い替え需要も伴い、同110%と好調が継続している。免税利用による売上高は同265%、客数は同463%と前年に引き続き増加した。
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なお、大手百貨店各社の月次実績は、三越伊勢丹ホールディングスが110.3%、高島屋が110.8%、大丸松坂屋百貨店が114.3%、阪急阪神百貨店が113.2%だった(いずれも国内百貨店既存店計)。
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