双葉通信社公式ホームページより
ファッション・コスメ業界に特化したトータルソリューションカンパニーであるワールド・モード・ホールディングス(以下、WMH)が、同業界に強い広告代理店の双葉通信社を買収することを発表した。買収額は公表されていない。
WMHは双葉通信社の株式を100%保有する双葉ホールディングスから80%の株式を取得し、11月1日付で同社の傘下に加わるという。
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双葉通信社は1948年創業の広告代理店。長年にわたってファッション・ライフスタイル領域の広告事業を手掛け、外資系ラグジュアリーブランドに向けたオフライン広告サービスを強みとする一方、近年はデジタルマーケティング分野の強化に取り組んできた。
WMHは、2014年1月に雑誌広告を専門とする広告代理店 アイ・アドバタイジング(現・AIAD)を買収したほか、2018年3月にはファッション専門の販売代行を手掛けるフォー・アンビションを傘下に収めるなど、ファッション業界における人材とマーケティングの2領域の事業強化を推進。今回の双葉通信社の買収により、デジタル領域でのノウハウを持つAIADと、双葉通信社が培ってきた広告ソリューション機能などとの相乗効果によってマーケティング部門をさらに強化し、ファッション・ビューティー業界の広告代理店として、国内トップシェアを目指す。
WMH代表取締役の加福真介は、「双葉通信社の皆様がグループに加わってくださることをとても嬉しく思っております。グループは人材とマーケティングの2つの事業領域で業界トップクラスのサービス供給ができるようになるとともに、今後は他の事業領域についても拡大を図り、顧客課題に即したより最適なサービスを提供する体制を強化し、グループ全体のシナジー効果を高めてまいります。海外展開についても、今回の参画によって加速的に拡大できると考えております」とコメントしている。
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