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オーセンティックブランズグループ(Authentic Brands Group/以下、ABG)が、「シーイン(SHEIN)」とファッションとライフスタイル領域における長期契約を締結した。これに伴い、「FOREVER 21(フォーエバー21)」とシーインの共同ブランド「フォーエバー21 ✕ シーイン」を立ち上げる。商品は、シーインのオンラインストアおよび一部取り扱い店舗で販売する予定だ。
シーインは、今年8月にフォーエバー 21を展開するスパークグループ(SPARC Group)の約3分の1の株式を取得。スパークグループは、ABGとサイモン・プロパティ・グループ(Simon Property Group)、シーインの合弁会社で、米国におけるフォーエバー21の中核事業パートナーとなっている。
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ABGは、50以上のライフスタイル、エンターテインメント、アパレルブランドを所有する、ブランドの開発やマーケティングを行うグローバルプラットフォーム企業。ニューヨークに本社を置き、同社の所有ブランドの全世界での年間小売売上高は290億ドル(約4兆3380億円)にのぼる。2019年には「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」、2020年には「フォーエバー 21(FOREVER 21)」や「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」などブランドを買収し、積極的に拡大を進めている。
ABGの創設者であり、会長兼CEOのジェイミー・ソルター(Jamie Salter)は、「シーインの革新的なアプローチにより、消費者へトレンドを迅速に届けることができます」コメント。シーインの会長であるドナルド・タン(Donald Tang)は「当社の製造能力とオンラインストアを利用して、フォーエバー21ブランドをシーインの顧客にお届けできることを大変うれしく思います」とし、「ABGとのパートナーシップは、ファッションをすべての人が利用できるようにするという私たちの目標をさらに前進させるでしょう」と意気込みを語った。
◾️ABG:公式サイト
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