ライトオンが、10月21日に業務上使用するサーバーに対してランサムウェアによる第三者からの外部攻撃を受けたことを発表した。
サーバーに対しての外部攻撃は、同社のネットワークに対して不正にアクセスした上で、ランサムウェアを実行することにより、データの暗号化を行ったものと考えられている。同社は直ちに対策本部を設置のうえ、警察への通報および関係機関への相談を行いつつ、外部専門家を交えて原因の特定、被害情報の確認、情報流出の有無などの調査を継続しているという。外部攻撃が確認されてからは被害の拡大防止措置を実施し、外部専門家と連携をとり新たなセキュリティ対策を講じた上で、システムの保護と復旧に向けての作業に取り組んでいるとした。
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現時点で、今回のサーバー攻撃によってライトオンが保有する個人情報を含む各種情報が、外部に流出したり、攻撃者による社内情報の公開などは確認されていないが、保有する個人情報が流出した可能性を完全に否定することができないことから、10月26日に個人情報保護委員会への報告を実施。ライトオンの公式オンラインショップでの決済は、外部委託しているためクレジットカード情報を一切保持しておらず、クレジットカード情報が流出する可能性はないという。
同社は今後も引き続き、警察および関係機関への相談を行いつつ、外部専門家を交えて原因や経路などの攻撃の詳細、情報流出の有無などの調査に全力で取り組んでいくとコメントした。
◾️ライトオンお問い合わせ窓口
電話番号:0800-111-0313(フリーコール、受付時間平日:10時〜17時まで)
メールアドレス:contact@right-on.co.jp
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