ナタリー・エルバス氏
Image by: LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMHグループ)傘下の「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」(以下、ビュリー)の新たなCEOに、ナタリー・エルバス(Nathalie Elbaz)氏が就任した。LVMH美容部門エグゼクティブプレジデントであるステファニー・メディオーニ(Stéphanie Medioni)氏の直属となる。なお傘下に入るまでビュリーを率い、ブランドディレクターとして活動するヴィクトワール・ドゥ・タイヤック(Victoire de Taillac)氏は、同ポジションを続投する。
エルバス氏は、パリのESCPビジネススクールで経営学の修士号を取得。アメリカの大手会計事務所アーサー・アンダーセン(Arthur Andersen)で会計監査人を経験し、コンサルティング部門ではマーケティングコンサルタントに5年間従事。その後ロレアルグループに入社し、スキンケアグループのマネージャーや「ランコム(LANCÔME)」のマーケティングマネージャーを経て、美容業界のマーケティング知見を深めた。ロレアルグループに7年間在籍した後、2005年に「ゲラン(GUERLAIN)」のトレードマーケティングマネージャーとしてLVMHグループに入社。フレグランス「プティット ローブ ノワール」のローンチを成功させたほか、グローバルのマーケティングマネージャーとして30人のチームの管理に携わった。その後、ゲランのジェネラルマネージャーとなり、ブランドイメージの向上に貢献した。また、直営店のオペレーションなどの改善にも注力し、販路の拡大を進めた。
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