「トゥモローランドホーム」がデビュー、服作りの美学を落とし込んだホームアイテムを展開

　「トゥモローランド（TOMORROWLAND）」が、日々の暮らしに寄り添うホームアイテムを提案する新ライン「トゥモローランドホーム（TOMORROWLAND HOME）」を立ち上げた。10月29日までトゥモローランド渋谷本店で開催しているポップアップと、トゥモローランド公式オンラインストアで取り扱っている。

　トゥモローランドホームは、同社の佐々木裕平代表取締役社長が発起人となり、会社創業45周年の節目にスタート。佐々木代表取締役社長はかねてよりトゥモローランド独自のライフスタイルブランドを構想していたといい、1年以上の準備期間を経て始動した。

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　同ラインでは、トゥモローランドが創業より大切にしてきた「暮らし」にフォーカスしたアイテムを提案。「上質であること」「心地よいこと」「ワクワクすること」といった同ブランドの服作りにおける美意識を落とし込んだ商品を「ベッドクローズ」「ホームアクセサリー」「テーブルウェア」の3カテゴリーに分けて展開する。全体で計30〜40型のオリジナルアイテムを揃えるほか、国内外10ブランドの商品を買い付け、あわせて販売する。

Image by: FASHIONSNAP

　「ベッドクローズ」では、PM2.5などのアレルギー物質を通さず手入れが簡単な「ゴアテックス（GORE-TEX®）」社とのコラボレーション羽毛布団（6万6000円〜）をはじめ、クッションやクッションカバー、布団カバーなどのベッド周りのアイテムを用意。「ホームアクセサリー」では、肌触りの良いコットンを使用したパジャマ（2万6400円〜）や、佐々木代表取締役社長自らポルトガルに足を運びセレクトしたリネン生地を採用したエプロン（全13色、7700円）などを取り扱う。「テーブルウェア」では、エプロンと同素材を用いたテーブルクロス（1万1000〜1万4300円）やナプキン（2200円／全て税込）などをラインナップする。

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　メインターゲットは、トゥモローランドの理念に共感し、日々の暮らしを丁寧に送りたいと考える30代以上の男女。担当者は「服以外のフィールドでもトゥモローランドの美意識を届けたい」と意気込む。

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　現在具体的な売上目標などは定めていないが、今後はポップアップストアを京都BAL店、神戸店など全国各地に出店しながらブランドの認知を高めていく。担当者は「いつかはトゥモローランドホームの世界観を表現した単独店を持ちたいと考えている。ポップアップでのお客様の反応を見ながら今後の出店戦略について検討したい」と話した。