高島屋のロゴ
Image by: FASHIONSNAP
高島屋が、10月13日に開催した取締役会において、高島屋岐阜店(以下、岐阜店)の営業終了および連結子会社で岐阜店を運営する岐阜高島屋の解散を決議したと発表した。岐阜店は2024年7月31日に営業を終了し、岐阜高島屋は同年8月31日に解散する。
岐阜店は、1977年9月に岐阜市の中心市街地として知られる柳ケ瀬商店街にオープン。2005年に大規模な増床リニューアルを実施した。2018年には県や市、商工会議所と地域活性化を目指す「包括連携協定」を締結し、地域産品の販売促進などに取り組んできたが、開業から46年が経過し、電気や給排水、空調などの基幹設備の老朽化が進行しており全館の大規模な設備更新が必要な状況だったという。また、2004年に岐阜高島屋として分社化し、コスト削減などの継続的な見直しを行ってきたが、少子高齢化などにより売り上げ不振が長期化。2023年2月期の営業収益は61億9100万円(収益認識に関する会計基準を適用)、営業利益は8800万円(前期は2億1600万円)で、当期純損益は3100万円の赤字(前期は1億6600万円の黒字)を計上していた。建物は地上11階、地下1階構造で、売場面積は2万6117平方メートル。従業員数は177人(2023年8月末時点)。
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