奈良美智の個展を青森県立美術館で開催 新作含む約200点を展示
Image by: Fig. 3 奈良美智《Hazy Humid Day》 2021年、アクリル絵具・キャンバス、220×195cm、作家蔵 ©Yoshitomo Nara
Image by: Fig. 3 奈良美智《Hazy Humid Day》 2021年、アクリル絵具・キャンバス、220×195cm、作家蔵 ©Yoshitomo Nara
奈良美智の個展を青森県立美術館で開催 新作含む約200点を展示
Image by: Fig. 3 奈良美智《Hazy Humid Day》 2021年、アクリル絵具・キャンバス、220×195cm、作家蔵 ©Yoshitomo Nara
青森県立美術館で、国際的に活躍する美術家・奈良美智の個展「The Beginning Place ここから」が開催される。会期は10月14日から2024年2月25日まで。
奈良美智は、1959年青森県弘前生まれ。1990年代後半以降に日本をはじめとして欧米などでも作品を積極的に発表している。代表的な展示として、2001年の初となる大規模個展「I DON'T MIND.IF YOU FORGETME.」や、東日本大震災後の2012年に全国3ヶ所を巡回した展示「君や僕にちょっと似ている」、2021年から2022年にかけて行われた海外での初の本格的な回顧展「YOSHITOMO NARA」などがある。2023年に入ってからも、海外で大規模な個展を開いている。
ADVERTISING
同展では、創作の転機となった震災以後に奈良で活動した12年間の活動を振り返ることを主題とし、近年の作品を紹介するほか、「家」「積層の時空」「旅」「NO WAR」「ロック喫茶“331/ 3”と小さな共同体」の5つのテーマに沿って、40年以上に及ぶ創造を支える「一本の幹」を探すことを試みるという構成としている。2022年以降に制作され未発表の新作20点、日本未発表作品（新作を除く）15点以上、世界初公開作品（新作を除く）10点以上を含む約200点が展示される。
観覧料は、一般が1500円、高校生・大学生が1000円、中学生以下は無料。なお、前売り券と、20人以上の団体およびWEBチケット料金は、一般が1300円、高校生・大学生が800円でWEBチケットはシステム利用料等別途165円が必要となる（いずれも税込）。また、心身障がい者と付添者1名は無料となる。
◾️奈良美智個展「The Beginning Place ここから」
開催期間：2023年10月14日（土）〜2024年2月25日（日）
開催場所：青森県立美術館
所在地：青森県青森市大字安田字近野185
開館時間：9:30〜17:00（入場は16:30まで）
※10月21日（土）、11月18日（土）、12月9日（土）、2024年1月20日（土）、2月17日（土）はナイトミュージアムのため20:00まで（入場は19:30まで）
休館日：10月23日（月）、11月13日（月）27日（月）、12月11日（月）25日（月）〜2024年1月1日（月・元日）、9日（月）、22日（月）、2月13日（月）
Image by: Fig. 3 奈良美智《Hazy Humid Day》 2021年、アクリル絵具・キャンバス、220×195cm、作家蔵 ©Yoshitomo Nara
Image by: Fig. 6 奈良美智《Merry-Go-Round》 1987年、アクリル絵具・キャンバス、130.3×130.3cm、個人蔵 ©Yoshitomo Nara
Image by: Fig. 4 奈良美智《サハリン》2014年、写真、作家蔵 ©Yoshitomo Nara
Image by: Fig. 2 ArtworkⒸYoshitomo Nara、 PhotoⒸRyoichi Kawajiri
Image by: Fig. 7 ロック喫茶「33 1/3」(弘前市)の前の奈良美智(右)と友人たち、1977年
Image by: Fig. 1奈良美智《Midnight Tears》 2023年、アクリル絵具・キャンバス、240.5 x 220cm、作家蔵 ©Yoshitomo Nara
Image by: Fig. 5 奈良美智《Ennui Head》2022年、ウレタン塗装・アルミニウム、243×257×149cm、作家蔵 ©Yoshitomo Nara
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶？ 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境
