デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム(sulvam)」が、2024年春夏コレクションでウィメンズラインをスタートさせる。2024年2月中旬から順次デリバリーを開始する。
これまでサルバムでは、毎シーズンメンズコレクションとあわせてデザインを前面に打ち出したウィメンズウェアを数型発表してきたが、ウィメンズラインでは趣向を変えてベーシックなウェアを製作。藤田が結婚などを通して感じた「女性の強さ」へのリスペクトを込め、デザインに「余白」を残すことで着る人本来の魅力を引き立てる服を展開していく。藤田は「自分の脳内に作りたい服のアイデアが多すぎて、サルバムのメンズラインだけではアウトプットしきれない。自分の頭の中を整理する意味合いもあり、今回単独のウィメンズラインをスタートした」と語る。
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Image by: sulvam
ファーストコレクションでは、シンプルなデザインながらパターンやカッティングなどでブランドらしさを出したオールインワンやシャツ、ニット、パンツなど約30型を展開。メンズとウィメンズの型数比率は約3:1で、今後もこのバランスを保ちながら発表を続ける方針だ。藤田は「今は老若男女問わずより多くの人にサルバムの服を届けたいと思っている。今までのサルバムを知る人にもそうでない人にも手にとってもらえたら」とコメントした。
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