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東京地検特捜部が、架空の売上計上などによる粉飾決算の疑いで、大阪市の衣料品卸売会社「プロルート丸光」の元社長ら3人を10月12日に逮捕した。
今回、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、プロルート丸光の元会長 安田康一容疑者(62)と前社長の森本裕文容疑者(43)、同社の筆頭株主であったコンサルティング会社 ウェルスブラザーズの代表・石山恵介容疑者(45)の3人。特捜部によると、3人は2021年のプロルート丸光の3月期連結決算時に、架空の売上を計上して利益が出ているように見せかけた、虚偽の有価証券報告書を提出した疑いがあるという。
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プロルート丸光は、1900年に「前田利右衛門商店」として大阪市西区靱町で創業。1951年に現会社を設立し、現在は総合衣料卸売事業をはじめとして、カラーシャンプーブランドの「カラタス(CALATAS)」やネイルシールの「リスドール(LYSD'OR)」、スキンケア化粧品の「HADATOIRO」といったビューティ事業や、ヘルスケア、OEM・ODM、D2Cブランドなど、幅広い事業を展開する。大阪市中央区に本社と2店舗を構えるほか、奈良県に流通センターを保有している。
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