Image by: FASHIONSNAP
東急が、海外ファッションブランドのB2B向けオンライン卸売プラットフォーム「マケプレ(makepre)」を立ち上げた。現在ECサイトでは先行会員登録を受け付けており、10月25日からECサイト上での仕入れが可能になる。
同サービスは、海外ファッションブランドのアパレルやバッグ、シューズなどの仕入れをECサイト上で行うことができる、日本の法人バイヤー向けの卸売プラットフォームで、東急の「社内起業家育成制度」の一環として開発。コロナ禍以降、売上低迷などによって海外出張を伴う仕入れや大衆向けではないアイテムの仕入れなどが難しくなりつつある状況の中で、企業のバイヤーが時間的・金銭的コストを最小限に抑えながら、個性豊かな海外ブランドのアイテムを仕入れることをサポートする。また、輸入申告や税関審査などの手続きを同サービスが代行で行うことで、商品の輸入に伴う手間の簡略化も実現。海外ブランドにとっても、より簡単に日本市場に進出し、ビジネスを拡大するチャンスとなる。
ADVERTISING
サービスの実証実験第1弾では、韓国の新世界百貨店がブランドの出店サポートを、韓国の政府機関であるKOTRA(大韓投資振興公社)が貿易輸出のサポートを行い、韓国のブランドが安心して商品を出品できる仕組みを構築。「ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)」出身のデザイナー キム・へヨンが手掛ける「へヨンキム(hyeyeonkim)」や、新しいミニマリズムを表現したユニセックスブランド「デイリーミラ(DAILY MIRROR)」、ファブリックバッグをメインに展開するライフスタイルブランド「アコク(ACOC)」など、計31の韓国ブランドが出品する。今後は実証実験で得られた成果やユーザーからの声をもとに、取り扱う海外ブランドのエリアや数の拡大と、サービスの向上を目指していくという。
また、商品の実物を見ることができるバイヤー向けのオフライン展示会も定期的に開催を予定。第1回となる2024年春夏の展示会は、10月25日と26日に渋谷で行われる。参加申込は、公式サイトの申込フォームから受け付けている。
■マケプレ:公式サイト
■マケプレ 2024年春夏オフライン展示会
日時:2023年10月25日(水)13:00〜19:00、10月26日(木)10:00〜18:00
会場:SOIL(Shibuya Open Innovation Lab.)
所在地:東京都渋谷区渋谷1-13-9渋谷たくぎんビル7階
来場申込フォーム
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境