イタリアのアルタガンマ財団（Altagamma Foundation）が、日本支部となる「アルタガンマクラブ東京（Altagamma Club Tokyo）」を10月4日に設立した。

　アルタガンマ財団は、イタリアの文化とクリエイティブ業界をリードする企業が集まり1992年に創設。ラグジュアリー産業の競争力を高めてイタリアの経済成長に貢献することを目的としており、ファッションからジュエリー、デザイン、食品、自動車、ウェルネスまで、幅広い分野の企業が加盟している。ファッション業界では、「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」や「ドルチェ&ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」「フェンディ（FENDI）」「グッチ（GUCCI）」「プラダ（PRADA）」など多くのブランドが名を連ねている。

　アルタガンマクラブは、イタリア製の優れた製品を世界に広めるため、イタリアの外務・国際協力省（MAECI）と協定を結んだ同財団が世界中に設置している活動拠点。2018年設立のアムステルダム、2019年設立の上海、2022年設立のニューヨーク、2023年3月設立のドバイに次いで、今回設立されたアルタガンマ東京は世界で5番目の拠点となる。設立日当日の10月4日には、駐日イタリア大使 ジャンルイジ・ベネデッティ（Gianluigi Benedetti）氏の公邸で、在日のアルタガンマ財団加盟企業のメンバーが集い、祝賀夕食会が開催された。

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