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「無印良品」の世界旗艦店「無印良品 銀座」が、9月29日にリニューアルオープンする。「食」を中心とした店舗に一新し、地下1階のレストラン「MUJI Diner」を刷新するほか、店舗に在籍するソムリエがセレクトしたワイン売場を新設。地上1階の食品売場では新たに店内で焙煎したコーヒー豆を販売するコーナーを設置する。
無印良品 銀座は2019年4月にオープン。当初から食のサービスを充実させてきたが、今回のリニューアルでは「世界の知恵や文化から学んだ『食とキッチン』」をメインに打ち出す。ジューススタンドやブレンドティー工房、コーヒーカウンターはサービスを終了する。
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地上1階の食品売場で販売するコーヒー豆は、今月オープンした「無印良品 グランフロント大阪」でも展開している11種類のコーヒー豆に加えて、銀座店限定のオリジナルブレンドを加えた12種類を発売。ベーカリー「MUJI Bakery」もメニューを一新し、全粒粉入りクロワッサンをメインに、焼きたてのパンと店内焙煎したコーヒーを提供するほか、フォカッチャサンドも発売する。また、同フロアでは「イタリアで学んだ本場の味と食べ方」をテーマに、無印良品がセレクトした生ハムやフレッシュチーズ、生パスタなどのイタリアのチルド食品や冷凍食品の取り扱いも開始。地下1階のMUJI Dinerではパスタに着目し、小麦から作りあげたメニューや、G.A.P.取得農産物も含めた国産品の野菜を使うなど、独自の食への考え方やサステナブルな取り組みを取り入れた「おいしさ」を追求する場にリニューアルする。
2、3階は紳士・婦人服のフロアを分け、売場ゾーニングをルーム構成に変更し、最旬のコーディネートを提案。4階のキッチン売場は売場面積を拡大し、MUJI Dinerで使用するイタリア業務用食器や調理器具といったプロ仕様の商品や日本製のアルミ調理器を拡充する。5階では、ヴィンテージ家具の取り扱いを開始し、リペアサービスも新たに導入。6階のCoffee&Salonでは自家焙煎珈琲や国産ウィスキー、カクテル、ピンサなどの軽食に加えて、「お互いの魅力を引き立てる」をテーマに、銀座や全国の老舗菓子店の銘菓と無印良品の12種類のコーヒーから銘菓の店主が一番合うと考えるコーヒーをペアリングで提案。一杯のコーヒーやお酒から生まれるコミュニティやつながりを感じられる場所と位置付ける。2022年4月から毎月開催してきた「銀座ひと繋ぎBar」の参加者規模も20人から40人に拡大する。リニューアル後の初回は、三笠会館 堀田瑞江を迎え、10月13日に開催する予定だ。6階では「ATELIER MUJI」が継続して営業する。
各フロアではリニューアルオープンを記念し、数量限定の「牛ほほ肉のデミグラスソースカレー」やパスタ&パスタソースセットの販売など、オープンを記念したさまざまな限定企画を用意。リニューアルの改装に伴い、無印良品 銀座は9月21日から全館休業する。
■無印良品 銀座
リニューアルオープン日:2023年9月29日(金) ※9月21日(木)から全館休業
所在地:東京都中央区銀座3-3-5
営業時間:11:00~21:00 ※MUJI Diner/Coffee&Salonは~22:00
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