「ディアンドデパートメント プロジェクト(D&DEPARTMENT PROJECT)」が、日本の機織技術の素晴らしさを伝えるプロジェクト「アーカイブ(ARCHIVES)」を始動する。第1弾では、ヨーロッパのメゾンからも支持されるメーカーや若手テキスタイルデザイナーによる独創的なバッグコレクションを展開。9月16日から「D&DEPARTMENT TOKYO」と公式オンランストアで販売を開始する。
ディアンドデパートメント プロジェクトは、2014年から日本各地の生地産地でデッドストックとして保管されていたテキスタイルを活用するプロジェクト「ライフストック(LIFESTOCK)」を通じて、トートバッグやクッション、スリッパやラグ、ランプシェードやスツール座面など様々なプロダクトを開発してきた。約10年にわたり同プロジェクトを継続してきたが、日本からデッドストックが無くなりつつある一方で、機織工場も職人も年々減り続け、今では生産できなくなってきている生地も存在するという現状に着目。生産技術を受け継ぎながら新たに生地を作り続けることが日本の繊維産業に寄与すると考え、新たな需要を生み出すためにアーカイブプロジェクトを立ち上げたという。
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第1弾のバッグコレクションで提携するファブリックメーカーは、群馬県桐生の小林当織物や、山梨県富士吉田のTSUGUO、宮下織物、愛知県一宮のカナーレ、愛知県知多の東洋織布株など。カットジャカードやファンシーツイード、ジャカードベルベットなどの生地をラインナップし、全25種類のアイテムを展開する。価格は税込3万5200〜6万2700円。完全受注生産となり、納期は約1.5ヶ月を要する。
◾️店頭販売概要
期間:2023年9月16日(土)〜10月10日(火)
会場:D&DEPARTMENT TOKYO
所在地:東京都世田谷区奥沢8-3-2-2階
営業時間:12:00〜18:00(水曜、木曜定休日)
◾️アーカイブ:公式サイト
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