Image by: LOS ANGELES APPAREL
ファッションブランド「ロサンゼルスアパレル(LOS ANGELES APPAREL)」の日本での卸売業を担当していた従業員が、無断でロサンゼルスアパレル ジャパン(LOS ANGELES APPAREL JAPAN)を設立し、会社の商標を取得していたことがわかった。現在同社はロサンゼルスアパレルの商標を取り戻すため、法的措置を検討しているという。
ロサンゼルスアパレルは、「アメリカンアパレル(American Apparel)」の創業者が2017年にスタート。メイド イン USAにこだわったアイテムを製作しており、2021年には雑誌「ポパイ(POPEYE)」の元ファッションディレクターでスタイリストの長谷川昭雄、「ビームス(BEAMS)」バイヤー 加藤忠幸が手掛ける「SSZ」とのコラボレーションアイテムを発売した。
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該当従業員は、無断でロサンゼルスアパレル ジャパンを設立しただけでなく、日本国内で正規ルートではない方法でロサンゼルスアパレルの商品を仕入れ、販売。東京・原宿で営業している「THREE00 by LOS ANGELES APPAREL」の店舗およびオンラインストアについても、同従業員が無断で営業していたものだった。
当初ロサンゼルスアパレルは、本社ロサンゼルスにある工場から有限会社イレヴンナインに向けて日本国内への商品を納品していたが、長期にわたり多額の未払金が発生したことで出荷を取りやめている。有限会社イレヴンナインおよびロサンゼルスアパレル ジャパンとは係争中のため、両社からはブランドの製品を仕入れることができない状況だという。
ロサンゼルスアパレルは「ファンの皆様にはご迷惑、ご心配をおかけしてしまい誠に申し訳ございません。我々LOS ANGELES APPARELは正しい方法で当社の製品を販売し、Made in USAのクオリティをできるだけ多くのお客様に安心してお届けできるよう、ブランドをさらに成長させていく所存でございますので、今後ともLOS ANGELES APPARELをどうぞ宜しくお願い申し上げます」とコメントしている。
現在は、ロサンゼルスアパレルの公式オンラインストアでのみ同ブランドの正規品を購入することができる。
■ロサンゼルスアパレル:公式オンラインストア
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