ヴィジュアル
Image by: 三越伊勢丹
伊勢丹新宿店本館3階に、新コンセプトゾーン「コンテンポラリー(Contemporary)」が開設された。百貨店初出店の「デパリエ(DÉPAREILLÉ)」をはじめ、都内の百貨店初出店の「エブール(ebure)」や「イレーヴ(YLÈVE)」「シクラス(CYCLAS)」など11ブランドを誘致し、近年ニーズが増えているという高価格帯の上質なデイリーウェアを揃え、需要に対応していくという。8月30日から一部で先行オープンしており、グランドオープンは9月20日を予定。
伊勢丹新宿店では、ラグジュアリーブランドのアパレルほど高単価ではないが、上質な素材を追求した10万円台のジャケットなどの商材が「大人の女性の間で爆発的にニーズが伸びている」(三越伊勢丹 第2MDグループ 新宿婦人商品部 バイヤー 藤本康介氏)という。コンテンポラリーの新設はリモデルの一環としており、キャリアスタイルの売り場を10年ぶりに刷新。40代の女性をメインターゲットに据え、審美眼にかなう売り場にアップデートする。
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出店ブランドは、デパリエやエブール、イレーヴ、シクラスのほか、「ジョゼフ(JOSEPH)」「セオリーリュクス(Theory luxe)」「カオス(Chaos)」「フォルテ フォルテ(forte_forte)」「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」「ハウス オブ ロータス(HOUSE OF LOTUS)」に加えて、「コラム(COLUMN)」のリミテッドショップをラインナップ。従来よりもブランド数を大幅に絞り込みつつ、ブランドの世界観を表現できるよう、それぞれの売り場でスペースにゆとりを持たせたという。また、カオスではより上質な素材を打ち出す高価格帯の新レーベル「デガージェ(DEGAGE)」がデビューし、プロモーションスペースで9月19日まで展開している。このほか、3D計測によるスタイリングサービス「マッチパレット(Match Palette)」といったサービスを提供する「イセタンパーソナルラボ(ISETAN Personal Lab)」が9月27日にリニューアルオープンする。なお、3階フロアではその他のキャリアスタイルなど、一部ゾーンを来春に一新する予定だ。
デパリエ
Image by: 三越伊勢丹
新ゾーンの開設に伴い、洗練された価値を求める伊勢丹新宿店の顧客に向けて伊勢丹と各ブランドが独自の商品を提案するプロジェクト「&C. project」を始動。2023年秋冬のテーマは「the Jacket」で、ファッションジャケットからセットアップまで、同ゾーンならではの品揃えで展開するという。
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