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ファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD」の第9回受賞デザイナーが9月2日、渋谷ヒカリエで発表された。メンズでは、具志堅幸太の「コウタグシケン(Kota Gushiken)」、大月壮士の「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」、小塚信哉の「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」、荒井一帆と高林司の「エフエーエフ(FAF)」、ウィメンズでは竹内美彩の「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」、砂川卓也の「ミスターイット(mister it.)」、田中大資の「タナカ ダイスケ(tanakadaisuke)」、アンナ・チョイの「ヘンネ(HAENGNAE)」の計8ブランドが選出された。
同賞は、東京を代表し世界で活躍するブランドになる可能性を秘めたファッションデザイナーを選出し、海外での活動をサポートするアワード。これまで東京都と繊維ファッション産学協議会が主催していたが、第7回からは東京都と一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構(JFWO)が主催している。
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審査員は海外から元「コレット(Colette)」で「JUST AN IDEA」創設者のサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)、「WOOSTER CONSULTING」ファウンダーでクリエイティブディレクターのニック・ウースター(Nickelson Wooster)、国内からは宮本智美(阪急阪神百貨店)、山外拓海(阪急阪神百貨店)、國友崇裕(三越伊勢丹)、﨑谷由衣(三越伊勢丹)、中根大樹(TOKYO BASE)、澤之井頌子(TOKYO BASE)、増田晋作(ユナイテッドアローズ)、浅子智美(ユナイテッドアローズ)の計10人で構成。第7回からウィメンズブランドの支援を拡充する目的で支援デザイナーの枠を6人から8人に拡大した。今シーズンは過去最多の応募者数となった昨年を更に上回る数の応募が寄せられたといい、JFWOの古茂田博事務局長は「審査をする中で、改めて日本、東京のファッションの力強さを感じた。今回世界にはばたく8ブランドを応援してほしい」とコメント。エフエーエフの荒井は「今までやってきたことが評価されて嬉しい。このアワードを通して多くの方に夢を見せられるブランドに成長したいと思う」と喜びを語った。
受賞8ブランドには、メンズ・ウィメンズのパリファッションウィーク中に開設するショールーム「showroom.tokyo」に出展する権利が与えられる。そのほか、バイヤーとビジネスマッチングの場が設けられ、国内外でのビジネスチャンス拡大のための支援を受けることができる。
■TOKYO FASHION AWARD:公式サイト
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