黒河内真衣子
Image by: Yuichiro Noda
2023年度「第41回毎日ファッション大賞」の受賞者が発表された。大賞は、「マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」を手掛けるデザイナーの黒河内真衣子が受賞。新人賞・資生堂奨励賞にはデザインラボラトリー「シンフラックス(Synflux)」の川崎和也代表取締役CEO、ファッション業界に貢献した人や団体に贈られる鯨岡阿美子賞にはユナイテッドアローズの上級顧問を務める栗野宏文氏、話題賞には、時計ブランド「グランドセイコー」と俳優ののん、特別賞には学校法人文化学園が選出された。
黒河内真衣子は、文化服装学院を卒業後、三宅デザイン事務所を経て、2010年にマメ クロゴウチを設立。伝統や自然、職人技術と最新テクノロジーを織り交ぜたコレクションを展開し、2014年の第32回毎日ファッション大賞では新人賞・資生堂奨励賞を受賞した。今年は東京・青山に初の旗艦店をオープンし、太宰府天満宮仮殿の御帳と几帳のデザインを手掛けるなど、幅広く活動。「ユニクロ(UNIQLO)」とのコラボレーションも好調なことから、時代を担うデザイナーの1人として、受賞に至った。
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毎日ファッション大賞は、毎日新聞の創刊110年を記念し、1982年に創設。過去には、「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」の川久保玲や「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の高橋盾、「ハイク(HYKE)」を手掛ける吉原秀明と大出由紀子らが大賞を受賞。昨年は、「ケンゾー(KENZO)」のアーティスティックディレクターと「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」のデザイナーを務めるNIGO®が大賞に輝いた。
黒河内真衣子
Image by: Yuichiro Noda
川崎和也(撮影=新津保建秀)
栗野宏文
のん
グランドセイコーのロゴ
Image by: グランドセイコー
文化学園のロゴ
Image by: 文化学園
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