伊勢半が手掛けるメイクアップブランド「キス(kiss)」が、 Z世代のニーズを反映してリニューアルする。「自愛」をテーマにしたリップ、チーク、アイメイクなどを揃え、9月22日から順次販売。表記も「KiSS」に変更する。
2001年に誕生したキスは、「可愛いより、キレイがほしい。」をコンセプトに、ベースメイクやカラーアイテムを展開してきた。「ラスティング カールマスカラ」(全5色、各4.5g 各税込1430円)のカラーラインナップを増やした2020年ごろからカラーアイテムの売れ行きが徐々に伸び、「以前はベースメイクが売上の6割を占めていたが、現在はカラーアイテムが約7割と逆転する。今後はカラーアイテムを注力していきたい」と語る(執行役員開発本部本部長 池戸和子氏)。
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今回のリニューアルでは、まずはカラーアイテムを刷新する。「私は、私に、kissをする。」といった新たなブランドメッセージのもと、「自分のためにメイクをしてほしい」という思いを込めたテーマ「自愛」を採用。新キスの開発にあたり、従来の商品開発チームに加え、Z世代の社員を含む部門横断チームを編成し、チームの意見に加え社内でもアイデアを募り、Z世代の自分らしさを大切にする心や感覚的な部分や時代の空気感を、カラーアイテムに落とし込んだ。さらにを店頭や販促、コミュニケーション全てで具現化する。
新たなペルソナとして、品とちょっとした遊び心を持ち合わせ、自分も周りの人も慈しむ25歳の女性「自分を大切にできるご自愛女子」を設定。人からの見え方ではなく「五感に訴える」「肌を慈しむ優しさ」「気分を高めるヴィジュアル」「自愛感」「心地よさ」を追求するブランドに生まれ変わる。
新製品は、ブランド史上1番の細さで“生ツヤ感”が特徴のリップ「キス リップアロー」(全6色 各同1980円)、「ぷにシャリ」質感でパウダーよりも肌に溶け込みクリームよりも濁らないチーク「キス クリアルディ ブラッシュ」(全5色、各4g 各同1640円)、大粒グリッターを含む質感の異なる4色をセットしたアイカラーパレット「キス カクテルデイズ」(全4種、各6.4g 各同2090円)。加えて、絶妙なニュアンスカラーが目元をきちんと引き締めるアイライナー「キス ニューアピールライナー」(全4色、各0.4mL 各同1320円)や、カラー展開と使用感が進化したアイブロウペンシル「キス WアイブロウN」(全3色 各同1430円)、自眉の濃さを抑えて柔らかい眉を演出する眉マスカラ「キス うす眉メーカー」(6g 同1100円)の全6品を9月22日に発売する。さらに、ピンポイントで光をもたらし顔全体に立体感を生み出す楕円細芯のペンシルハイライター「キス ムーンスポットライナー」(限定3色、各0.1g 各同1210円)を数量限定で10月23日から展開する。なお、キス リップアローは9月1日から、キス ムーンスポットライナーは10月9日から先行で販売する。
さらに新キスのイメージモデルに俳優の織田梨沙を起用。リップアローのウェブCMでは、純白のドレスをまとった織田が弓矢を放つシーンを映し出し、弓矢のように細い同リップの世界観を表現している。
開催したリニューアル発表会には、ヘアメイクアップアーティストのKUBOKI氏がメイクデモンレーションを実施。リップを主役にした秋らしいレディメイクを披露し「新製品全てがその人にフィットする質感や色味に進化している。特にキス リップアローは驚くほど細く描きやすい。唇が薄く悩んでいる人にもリップライナーやリップブラシを使わずに簡単に唇のボリュームを出せるのでぜひ試してほしい」と魅力を伝えた。
池戸開発本部長は、「今後、時代の空気感をさらに取り入れた製品を展開し、ベースメイクの新製品も導入していく」とコメントした。
■キス:公式サイト
Image by: FASHIONSNAP
キス リップアロー
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キス カクテルデイズ
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キス クリアルディ ブラッシュ
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キス ニューアピールライナー
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(左から)キス うす眉メーカー、キス WアイブロウN
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キス リップアローを肌に乗せた写真
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キス クリアルディ ブラッシュを肌に乗せた写真
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執行役員開発本部池戸和子本部長
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ヘアメイクアップアーティストのKUBOKI氏
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