「ザラ」のロゴ
Image by: FASHIONSNAP
「ザラ(ZARA)」を擁するインディテックス(Inditex)が、ミャンマーからの撤退に向けて同国からの調達を停止する方向で調整していることが明らかになった。具体的な撤退時期は明言していない。
ミャンマーは衣料品産業を主力としてきたが、2021年に軍事政権が誕生。以降、不安定な市場環境や人権リスクが課題となっており、労働組合のインダストリオール・グローバルユニオンはアパレルブランドや小売業者に対してミャンマーからの撤退を求めている。インディテックスは2007年からインダストリオールと協定を締結し、2022年に契約を更新している。FASHIONSNAPの取材に対し、同社は「ミャンマーからの撤退を段階的かつ責任を持って進めており、同国で活動する製造業者の数を減らし続けている」と回答した。
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他企業では、今年3月に「ユニクロ(UNIQLO)」を擁するファーストリテイリングや、英小売り大手の「マークス&スペンサー(Marks & Spencer)」が同国からの撤退を表明している。
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