編集部のリアルランチを紹介
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編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。
こう暑いと無性にカレーが食べたくなるのは何でだろう。スパイスを身体が欲するのだ。表参道・原宿のカレー激戦区と言えば神宮前2丁目や、原宿駅周辺の1丁目なのだけれど、編集部のある神宮前5丁目周辺にはないものか。そう思って探してみるとお隣、神宮前6丁目にありました!看板は見かけていて、気になっていた「ターメリック」に行ってきた。
本日のお店:ターメリック
メニュー:カレー
食べたもの:チキンカレー(900円)
ランチサービス:大盛り無料、ピクルス付き
飲食スタイル:イートイン
神宮前交差点から明治通り沿いを、渋谷ミヤシタパーク方面に真っ直ぐ。京セラ原宿ビルの地下にひっそりとあるターメリック。看板が通りに面した階段上に立てかけられているのが目印だ。この階段を降りてビルの中に入ってすぐ。独特の存在感を放っており期待大。
店内はこじんまりとしたカウンターのみ。10席とあるが10人フル卓で入ったらギュウギュウなのではないか。いや素晴らしい、原宿にこんなレトロなカレー屋さんがあるなんて。
年配の女性が店主で、ひとりで切り盛りしているようだ。レギュラーメニューはチキン、豆、牛スジの3種。日替わりはタマゴ、ポーク、キーマ、ほうれん草の4種になっていて、全て900円というエリアでは良心的な値段設定。なのに大盛り無料でサラダ付き。最高!
特に日替わりは人気でこの日はすでに完売。ということでレギュラーのチキンをオーダーした。
店名に違わぬ、つやつや黄金色のターメリックライスがこんもりと丸く盛られた見た目もかわいい。チキンは骨つきのモモ肉がまるっと一本豪快に入っている。シンプルな見た目においしそうなスパイスの香りが鼻を突き抜ける。「これこれ、こういうのでいいんだよ」と頭の中で唱えずにはいられない。
スプーンでほろっと崩れるほどに煮込まれたチキンと、カレー、ごはんを一緒にすくって食べれば、多幸感に包まれる。カレーって幸せ成分、セロトニンが分泌されるらしいけど、たぶん本当なんだと体感で実感できるほどにおいしい。本格的なスパイスカレーはクセになるし、これは全種類コンプリートしたくなるおいしさ。おそらく常連も多いのではないか。付け合わせのピクルスサラダも絶品。
こちらのお店は質・量ともにインド人よりもカレーを食べているという「東京カリ〜番長」水野仁輔の著書「水野仁輔の本当は教えたくないカレー東京最好の100店」にも選ばれていて、本がお店に置いてある。読んでみると、以前はさらに狭いお店だったというから驚きだ。歴史を踏まえた内容もとても面白いので、店に行ったらぜひ読んでみてほしい。
席数は少ないが提供スピードも神速で、回転は早い。街の喧騒をほんのひととき忘れて、おいしいカレーと向き合える貴重なお店だ。新日本プロレスのガイドブックとか、置いてある本のセレクトも個人的に好みすぎる。必ずまた行こうと思う。
■ターメリック
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目27−8
営業時間:月~金 11:30~23:00/ 土・日・祝12:00~20:30 ※売り切れ次第終了
定休日:なし
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