Image by: イムラアートギャラリー
アーティスト宮永愛子の個展「宮永愛子展」が、イムラアートギャラリーで開催される。会期は7月22日から8月5日まで。
宮永は、日用品をナフタリンでかたどったオブジェや、塩や葉脈、陶器の貫入音を使ったインスタレーションなど、「気配の痕跡」を用いて時を視覚化し表現する現代作家。ナフタリンは、常温で昇華する板状の結晶で、時間の経過によって再結晶し変形することで、時間の流れや変化を感じさせる。
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同展では、代表作の一つである、ナフタリンで作られた時計を透明樹脂に封入した「waiting for awakening -wall clock-」をはじめ、 新作の「くぼみに眠る海 -猫-」など、ナフタリンとガラスで作られた作品を中心に展示する。 新作は、宮永の曾祖父が開いた宮永東山窯の陶房に眠る、パーツの欠けた古い石膏型に着想。失われたパーツ以外の残存した型のみにガラスを流し込み、新たな形として取り出すことで作品を制作した。かつてその型から生み出されていた陶彫はほとんど現存していないが、手に持つことで感じる重みから、「変わりながらもあり続ける世界」を表現したという。
■宮永愛子展
会期:2023年7月22日(土)〜8月5日(土)※日月祝休廊営業時間:12:00~18:00
会場:イムラアートギャラリー
所在地:京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31
公式サイト
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