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「フィオルッチ(FIORUCCI)」が、新たなCEOにアレッサンドロ・ピサーニ(Alessandro Pisani)、クリエイティブディレクターにフランチェスカ・ムッリ(Francesca Murri)を任命した。
フィオルッチは、1967年にブランドをスタート。2015年に創業者のエリオ・フィオルッチ(Elio Fiorucci)が死去した後、イギリス人事業家が買収したことから、2017年からイギリスでブランドを展開してきた。2022年末には、2017年から少数株主であったスイス人事業家のドナ・ベルタレリ(Dona Bertarelli)がブランドを買収。拠点をイタリアに戻し、新CEOとクリエイティブディレクターとともにブランドの再始動を図るとみられる。
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新CEOのピサーニ氏は、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」「マルニ(MARNI)」などを擁するイタリアのOTBグループで重役を歴任。ムッリは、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「グッチ(GUCCI)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」「フェラガモ(FERRAGAMO)」などのブランドで経験を積んできた。ムッリの同ブランドでのファーストコレクションは9月のミラノファッションウィークで公開される。なお、2019年からメンズアーティスティックディレクターを務めたダニエル・フレッチャー(Daniel Fletcher)は、2023年6月をもって同職を退任している。
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