Image by: FASHIONSNAP
アート販売プラットフォーム「Artsy」が、従業員の約15%にあたる35人を解雇したと海外メディアが報じた。
Artsyは、カーター・クリーブランド(Carter Cleveland)が2009年に設立。ギャラリーや美術館のコレクション、アートフェアなどで展示されている作品がプラットフォーム上で閲覧・購入できるサービスを提供している。現在は停止しているが、アーティストや時代、作風、テーマといった作品の特徴を機械で分析し、サイト訪問者の嗜好に基づいた作品を提案する「アート・ゲノム・プロジェクト」も併せて行ってきた。
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2019年には、共同創設者のセバスチャン・クウィリッチ(Sebastian Cwilich)が社長兼COOを退任。同年2月には大規模な人員削減があったほか、9月には20人の従業員が解雇された。2020年のコロナ禍は、アート購入やオンライン取引の需要が増加したことから、事業は好調だったと見られる。
米国発のアートメディア「アートニュース(ART news)」によると、マイク・スタイブ(Mike Steib)CEOは従業員に送ったメールで「現時点では我々のビジネスは安定しており、収益も伸びているが、より広域な経済的逆風とアート市場の低迷によって今年の収益性は手の届かないところまで来ており、ビジネスとミッションを脅かす恐れがあった」と述べたという。
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