プチフィロゾフが展開するオーガニックブランド「ママベビー(MammaBaby)」が、国際認証「ビー コーポレーション(B-Corporation)」(以下、ビーコープ)を取得した。
ビーコープとは、米国の非営利団体「ビー ラボ(B Lab)」が、社会や環境に配慮した公益性の高い企業を認証する国際的な制度。条件は、環境、コミュニティ、ユーザー、ガバナンス、ワーカーズ(共に働く仲間)の5つの分野から成る約200項目に対する取り組みに応じ、80点以上の獲得が必要となる。
ADVERTISING
ママベビーは、「子どもたちの感性や知性を育み、地球の未来へつなぎたい」という信念の下、第三者の視点を取り入れることがサステナビリティにおいて前進するきっかけになると考え、2020年から認証取得に取り組んできた。2021年にカーボンニュートラルを実現し、農薬などで土壌の微生物を殺さずに有機物を活かす「環境再生型農業」、廃棄された容器を活用する「ゼロウェイストチャレンジ」、日本で初めてカーボンニュートラルな買い物と配送を叶えた「公式ECサイトのリニューアル」という3つの具体的なアクションを実施。結果、2023年5月に、ベビー・キッズカテゴリーで国内初となるビーコープの認証を受けた。
1年半に及んだ審査期間では、5つの分野のうち環境、コミュニティ、ユーザーの3つで高い評価を得た。今回加点対象にならなかった項目への新たな取り組みについては、公式サイト内のサステナビリティページで随時公開する。
ママベビーは、イタリアの製薬会社オルチェッリが手掛けるボディケア&ヘアケアブランドで2017年5月に日本展開をスタート。プチフィロゾフが輸入販売し、公式オンラインストアのほか「コスメキッチン(Cosme Kitchen)」や「ロフト(LOFT)」などで取り扱っている。日本企画・生産のアイテムも多く、「子どもたちの未来、地球の未来のために、地球が抱えている問題を本質的に解決したい」という想いから、環境に配慮した製品開発を行っている。
■ママベビー:公式サイト内サステナビリティページ
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境