コーセーの「雪肌精」が、環境保全活動「雪肌精 SAVE the BLUE」の一環として、異業種と協業し、衣類の廃棄処分をなくす藍染のアップサイクルプロジェクト「SAVE the BLUE Upcycle Project」を7月1日から開始する。
アップサイクル プロジェクトは、汚れがついてしまった商品や試着品用サンプルなど、そのままでは販売できない衣類を、サステナブルライフスタイルブランド「オー・ゼロ・ユー(O0u)」から譲り受け、藍師・染師「ブアイソウ(BUAISOU.)」が藍染めしたものをメゾンコーセー銀座で展示・抽選販売する。売上は、SAVE the BLUEプロジェクトの今後の活動資金に充てる。
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オー・ゼロ・ユーは、アダストリアの子会社アドアーリンク(ADOORLINK)が手掛けるライフスタイルブランド。サステナブルな素材や製造技術を追求した製品を、DtoCで展開している。今回、雪肌精の「地球に還す」という考えに共感しコラボレーションが実現した。
藍師・染師のブアイソウは、藍の本場である徳島県上坂町を拠点に活動。藍の栽培から染色、仕上げまでを全て一貫して行い、オリジナル商品の制作やコラボレーションのほか、国内外での展示やワークショップなどを通じて天然藍の魅力を伝えている。今回のプロジェクトで使用する藍染は、約1年がかりで製造した手作りの天然藍の染料、蒅(すくも)を使用。蒅と木灰、貝灰と麩のみからなる染め液で1枚1枚丁寧に染めている。
SAVE the BLUEプロジェクトは、2009年に始動した自然保護活動。サンゴ育成活動のほか、北アルプスの山岳リゾート「Hakuba Valley」で使用される電力の再生エネルギーへの切り替えを支援。「雪」を守る活動にも尽力する。
■雪肌精:公式サイト
■オー・ゼロ・ユー:公式サイト
■ブアイソウ:公式サイト
Image by: 雪肌精
藍染めの様子
オー・ゼロ・ユー
ブアイソウ
サンゴ保全活動
雪を守る活動
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