スウェーデン西海岸発のオーガニックスキンケアブランド「L:A BRUKET(ラ ブルケット)」が、創業15周年を記念した新作コレクション「アンジェリカ」を発売した。加えて7月16日までバーニーズ ニューヨーク各店でポップアップストアを開き、ブランドの世界観を発信している。昨年、ルクステカ(LUXTECA)と日本における正規販売代理店契約を締結し日本事業を本格化し、認知度および売上の拡大を目指す。
アンジェリカは、スウェーデンをはじめとしたアルプス地方を原産とする、“天使のハーブ”とも呼ばれるハーブ。穏やかな落ち着きを感じさせる草木の香りで、アニスシード、セロリ、ラベンダー、ムスクのようなフレッシュなグリーンアロマが特徴だ。100%COSMOS認証とヴィーガン成分で構成する。
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製品は、繊細な肌を柔らかく潤いを与える「286 ハンド&ボディウォッシュ アンジェリカ」(240mL 税込4290円、450mL 同5170円)、高品質の天然オイル、保湿成分のシア&カカオバター (シア脂、カカオ脂)、エッセンシャルオイルで構成した「287 ボディローション アンジェリカ」(240mL 同5940円)のほか、「288 ハンドクリーム アンジェリカ」(30mL 同2530円、70mL 同4510円)、「289 シーソルト スクラブ アンジェリカ」(420g 同7150円)を揃える。
なおアンジェリカ コレクションの売上の5%を、スウェーデン西海岸を拠点に活動する海洋自然保護団体「CleanSea」に寄付するほか、アンジェリカ製品を1つ購入すると、海にあるゴミとなったペットボトル7本を取り除く。ラ ブルケットはこれまでも、スウェーデンの海からプラスチックゴミを回収しリサイクルするなど、地球環境に配慮した活動を行なっている。
またアンジェリカ コレクションの発売を記念して7月16日まで、バーニーズ ニューヨーク各店でポップアップストアを開き、製品を通してラ ブルケットの取り組みも発信する。
ラ ブルケットは陶芸家だったモニカ・カイレンと、マッツ・ヨハンソンが、休日に訪れていたスウェーデンの西海岸の自然やそこに暮らす人々に魅了され移住し、2008年に創業した。陶芸家として自然な素材を使って手作りすることに真価を見出していたモニカが、高品質の天然素材を使用したシンプルなアプローチで石けんを手作りしたことをきっかけに、化粧品に参入。陶芸と化粧品の共通点を「オーセンティック(本物)」とし、環境に配慮しながら、肌を保護し、育むナチュラルなアイテムをスウェーデンで制作する。キャンドルやディフューザーなどのライフスタイル&ホームアイテムとスキンケアラインを揃える。
現在は欧州ほか、香港、韓国などに進出。9月には台北でのオープンを控える。日本事業はコロナ禍の2020年に一旦中断し、グローバルの公式ECのみで展開していたが、日本からの購入も多かったことから、昨年ルクステカ(LUXTECA)と日本における正規販売代理店契約を締結。現在は伊勢丹新宿店ビューティアポセカリーと日本の公式ECで販売。日本で倉庫も構え、日本でのリスタートを切った。ゼネラルマネージャーのStanislas Le Bert氏は、「ラ ブルケットは、全ての作業が自然や地球、さらには宇宙に還元されると考えてモノ作りを行うという意味でのクリーンビューティブランドです。またスキンベネフィットの観点から最低限の有効成分の配合、最低限の原料で製品を作るミニマリストビューティとも言えます」と語り、市場で広がるクリーンビューティとは一線を画したブランドであると主張。家族全員で使用できるスキンケア、ボディケアアイテムを揃え、「毎日のルーティーンとして提案する」し、日本市場でも「正しい場所で正しい人々に正しい方法で製品を提供していく」とした。
「287 ボディローション アンジェリカ(240mL 税込5940円)
「289 シーソルト スクラブ アンジェリカ 」(420g 税込7150円)
「288 ハンドクリーム アンジェリカ」(30mL 税込2530円 、70mL 同4510円)
ゼネラルマネージャー Stanislas Le Ber氏
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