Image by: HFCプレステージジャパン
ウエラ カンパニー グループ(WELLA COMPANY GROUP)のHFCプレステージジャパンが、アジア地域の自社研究開発センターを、シンガポールから東京に完全移転し、「トーキョー イノベーションセンター(TOKYO Innovation Center)」としてオープンした。
創業143年のウエラは、発祥地のドイツ・ダルムシュタットに最大の研究開発センターを、そのほか米国・ニューヨークとロサンゼルス、中国・上海に研究機関を構える。同社は日本をアジアにおける重要な市場と位置付け、2022年末にアジアR&Dチームをシンガポールから東京へ移転。今回のイノベーションセンターの設置により、日本を中心とした事業拡大をさらに加速する。
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トーキョー イノベーションセンターは、APAC(アジア太平洋)のR&D本部として、アジアの消費者ニーズに対応した新製品開発に特化し、サロンビジネスに貢献する。加えて、頭皮の基礎研究にも注力。頭皮肌測定ラボや新製品開発専用ラボ、オープンアイディアスペースを設置する。ウエラ独自の研究機関「テクニカルテストサロン」では、ヘアスタイリストでもある研究者が実際にモデルの髪を使用して製品性能テストを実施する。
ウエラ カンパニー研究開発本部 APAC R&Dディレクターエンジェル コウ学術博士は「アジアの重要拠点である日本の新しいスペースで、消費者と有意義なつながりを持ち、ヘアスタイリストの皆さまと一緒に新しい色合いや製品を開発するのを楽しみにしています」と意気込んだ。
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エンジェル コウ学術博士
テクニカルテストサロン
ウエラ創業者のフランツ・シュトレーヤー夫妻
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