Image by: GIVENCHY
「ジバンシイ(GIVENCHY)」が、2023年のプライド月間を記念して、LGBTQIA+のアーティストとコラボレーションしたバーチャル展覧会「ジバンシイ ビューティー プライド ギャラリー」を、7月6日まで、メタバース・プラットフォーム Spatialで開催している。
Spatialは「文化イベントのためのメタバース」として知られるユニークなプラットフォームで、月間70万回以上の訪問があり、100万人を超えるユーザーを持つ。Spatial上で展覧会を開催することで、アート作品を世界中に展開することが可能だ。
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今回、プライド月間の精神にふさわしいデジタルアート作品を作るために、グローバルで活躍する3人のデジタル・アーティストとコラボレーションし、自由な表現の機会を提供。フランスのクリエイター ヴァニル・ヴェルローズ(Vanille Verloës)、非バイナリーのアメリカ人アーティスト Sam J、非バイナリーのロサンゼルスを拠点とするエドガー・ファビアン・フリアス(Edgar Fabian Frias)が、ブランドのコードや価値観を反映させた作品を制作した。
ジバンシイ ビューティー プライド ギャラリーは、浮遊する白い大理石の島と、それぞれをつなぐ黒漆のランプでつながれたブランドのカラーを表現した3Dの世界を展示スペースとしている。訪問者は、各作品の島に隠されたアイテムを収集することで、インタラクティブに3人のアーティストと彼らの世界を発見することができるほか、アイテムを探す冒険を通して、エクスクルーシブなプライズを獲得することが可能だ。なお、アート作品はInstagramとTikTokのアカウント(@givenchybeauty)でも展開する。
ジバンシイは、2020年にラグジュアリー ビューティブランドとして初めてライフシュミレーションビデオゲーム「あつまれ どうぶつの森」でビューティルックを提供し、2022年にはオンラインゲーミングプラットフォーム「ロブロックス」でゲーム分野への進出を果たすなど、デジタル分野に積極的に参入。また2021年から2年連続でプライド月間にNFTアート作品を制作し、活動資金としてフランスの支援団体「ル・マグ・ジューヌ(LE MAG JEUNES)」に全額寄付するなど、LGBTQIA+の支援を推進している。
■Spatial:Givenchy Beauty Pride Gallery
Image by: GIVENCHY
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