グーグル（Google）が、同社でのオンラインショッピングの検索機能に生成AIを導入したと6月14日に発表した。生成AIモデルを利用してフィッティングが行えるバーチャル試着（virtually try-on、VTO）機能と、消費者が欲しいアイテムを見つけるための検索調整機能を新たに開発し、同日から米国で一般公開している。

　バーチャル試着機能は、体型や肌色、民族的背景、髪質が異なる様々なモデルを集め、そのモデルの写真とオンライン上の様々な商品画像を合成して製作。モデルのサイズはXXSから4XLまであり、その中から自分の外見に合ったモデルを探して試着させることができる。検索調整機能では、AIに様々な店舗やブランドの商品を学習させ、買い物客が欲しいものを見つられるようにアイテムの色やスタイル、パターンなどを選択できる絞り込み検索機能を追加した。現段階では、両機能ともにウィメンズのトップスアイテムの検索のみで使用でき、今後はメンズアイテムにも拡大していくという。

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