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最近ブームの「美術館巡り」。感性や感受性が豊かになると人気のスポットを、お出かけ先に選ぶ方も多いのではないでしょうか。
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そこで今回は、この春オープンしたばかりの“アートの中でアートを観る”美術館をご紹介します。
オープンから間もない今のうちに、その魅力をチェックしちゃいましょう。
広島・大竹市にオープンした「下瀬美術館」
2023年3月、広島・大竹に開館した「下瀬美術館」は、丸井産業株式会社の創業60周年を機に構想された美術館。日本の工芸作品から西洋美術まで、国内外の美術品が展示されています。
下瀬美術館のコンセプトは、「アートの中でアートを観る」。美しい瀬戸内海や緑あふれる自然に囲まれた、まるでアートの中にいるような環境で、ゆったりと自分の感性に向き合うことができそうですね。
施設内にはヴィラやレストラン、カフェや庭園が併設されているほか、宿泊も可能です。
エントランスからワクワク
ミュージアムショップが併設されたエントランスは、建築家の坂茂さんによって設計されたもの。屋根と支柱は、木の梢を感じる特徴的なデザインです。
洗練されながらも居心地の良い空間が広がり、窓からは瀬戸内の海や展示室を眺めることができますよ。
ミュージアムショップには、展示品をプリントしたグッズをはじめ、可動展示室に着想を得てデザインされたグラフィカルなアイテムなど、下瀬美術館ならではの商品がずらりと並んでいるそう。
さらに施設内には、海や展示室を一望できる「展望テラス」も。足を運ぶ時間によって、違う表情を楽しめそうですね。
“水上展示室”ってどんなもの?
下瀬美術館最大の魅力は、“水上に浮かぶ”展示室。
瀬戸内海に面したエリアに、カラーガラスで覆われたカラフルな展示室が浮かんでいます。
海に浮かぶ島々から着想を得たこの展示室は、広島の造船技術を活用し、水の浮力で動かす仕組みが使われているそう。美術品だけでなく、広島の魅力もたっぷりと感じられますね。
ミュージアムカフェも忘れずにチェックしたい!
アートを満喫したら、ミュージアムカフェでの休憩も忘れずに。
白を基調とした美しい店内で、瀬戸内のフルーツを使ったデザートやサンドウィッチなどを楽しめるそうですよ。
もちろん、外の景色も抜群。晴れた日はぜひテラス席を利用してみてください。
水上展示室や併設されたカフェ、ヴィラ、庭園など魅力満点の「下瀬美術館」は、これから注目を集めること間違いなし。
広島の中心地からは遠めなので、連休や夏休みなど、たっぷり時間があるときに足を運ぶのがおすすめです。ぜひチェックしてみてくださいね。
下瀬美術館
住所:広島県大竹市晴海2-10-50
営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日:毎週月曜日(祝休日の場合は開館)、年末年始、展示替え期間
観覧料:大人 1800円 / 高大生 900円 / 中学生以下 無料
公式HP:https://simose-museum.jp/
公式Instagram:@simose_artmuseum
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