「アップル(Apple)」が、初の空間コンピュータ「Apple Vision Pro」を発表した。価格は3499ドル(約48万8000円)で、日本での販売価格は未定。2024年初旬にアメリカ国内で販売を開始し、6月以降に全世界で展開する。
Apple Vision Proはヘッドマウント型のデバイスで、ユーザーの周囲にディスプレイを表示し、ユーザーの目、手、声により直感的に操作するインターフェースを備える。世界初となる空間オペレーティングシステム「visionOS」を搭載し、デジタルコンテンツが現実世界に存在しているかのように楽しむことができるという。
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デバイスの内側には片眼ごとにディスプレイを配置し、両眼で約2300万ピクセルの超高解像度を実現。通常のヘッドマウントディスプレイとは異なり、外側にもディスプレイを配置することで装着したユーザーの目元を映し出し、外部とアイコンタクトすることもできる。
装着時のスクリーンは、横幅30メートルにも感じられる大画面となっており、映画やテレビ番組、3D動画、空間オーディオに対応した180度の高解像度録画を提供する「Apple Immersive Videos」、100以上の「Apple Arcade」のゲームといったコンテンツを楽しめる。Macへの接続も可能で、マルチディスプレイを用いたタスクや業務も行うことができる。
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Apple Vision Pro
Image by: アップル
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