Image by: New Guards Group
ファーフェッチ(FARFETCH)が、「オフ-ホワイト™(OFF-WHITE™)」を率いてきたアンドレア・グリッリ(Andrea Grilli)CEOが同職を退任し、後任としてニューガーズグループの新部門「NGG++」でCEOを務めるクリスティアーノ・ファニャーニ(Cristiano Fagnani)氏が着任したと発表した。同氏は「リーボック(Reebok)」事業の責任者も兼任するという。また、ファーフェッチ傘下のニューガーズグループ(New Guards Group)では創業者でCEOのダヴィデ・デ・ジリオ(Davide De Giglio)氏の退任も併せて発表された。
クリスティアーノ・ファニャーニ氏は、ナイキでエネルギー マーケティング、ブランド エクスペリエンス、製品コラボレーションを指揮するなど、業界で20年以上の経験を持つ。約3年前にニューガーズグループ(New Guards Group)に入社し、同社の最高マーケティング責任者としてオフ-ホワイトと密接に連携してきた。
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ニューガーズグループは2015年に設立。オフ-ホワイトや「パーム・エンジェルス(Palm Angels)」、リーボックなどのデザインや生産、販売を手掛けている。2019年にファーフェッチに買収された。
ジリオ氏とグリッリ氏はニューガーズグループの共同創業者で、ジリオはニューガーズグループCEO、グリッリはオフーホワイトのCEOをそれぞれ務めてきた。今回の人事では共同創業者がともにニューガーズグループを去ることなった。ジリオ氏は「次の10年がニューガーズグループをどこに連れて行くのか楽しみにしています」とコメントしている。なお、ニューガーズグループでは、ファーフェッチのグループ・プレジデントのStephanie Phair氏が新たに会長に着任したことも発表された。
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