「ジル サンダー(JIL SANDER)」が、京都に初となるストアを河原町通の京都BAL1階に5月27日オープンした。
ストアは河原町通に面した京都BALのエントランスすぐ右手に位置し、約190.52平方メートルの広さ。「ジル サンダー」をはじめ、「ジル サンダー+(JIL SANDER+)」、バッグ、シューズ、アクセサリーをウィメンズとメンズでフルラインナップしている。
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店内は共同クリエイティブ・ディレクターのルーシー・メイヤー(Lucie Meier)&ルーク・メイヤー(Luke Meier)が空間デザインを監修。本社や一部のグローバル店舗でも採用されている岩石 トラバーチンを基調に、ハンガーラックや天井、ベンチなどのインテリアには日本産の木材を使用し、直線と曲線のバランスが取れた有機的な空間に仕上げた。高天井と通りに面した大窓により開放感的で贅沢な空間使いとなっている。
京都初出店を記念し、京黒紋付染めを中心に染色加工を行う「京都紋付」によるジル サンダーのアイコンシリーズ「7 デイズ シャツ」が京都BAL店限定商品として登場。白のコットンシャツを良質な湧き水と深黒加工と呼ばれる染色技術で職人が一点ずつ黒く染め上げ、独特の風合いに仕上げた。価格帯は税込14万800円〜。
そのほか、1700年代創業の「香老舗 松栄堂」と共同制作したアイコンバッグ「タングル」をイメージした組紐付きの匂い袋を5万円以上の購入者に配布(数量限定/なくなり次第終了)。またアクセサリー、もしくはスモールレザーグッズを購入すると「印染工房スギシタ」によるロゴ入り風呂敷のスペシャルラッピングで提供されるなど、いずれも京都ならではの伝統やクラフトマンシップに結びついたスペシャルなアイテムやサービスを用意している。
ルーシー&ルーク・メイヤーは京都を訪れた際に、伝統文化の中核を担う職人が人々の尊敬を集める様に感銘を受けたといい、「京都のような心に響く都市で、アイデアや感情を解釈することは、個人的にも創作活動においても、とても幸せな気持ちにしてくれます」とオープンに際し、コメントを寄せている。
なお、店舗前のエントランス特設スペースでは、京都初出店に際し、ブランドとのタッチポイントとして"知的好奇心を呼び起こすアナログな体験をしてもらう"ことをコンセプトに「ジル サンダー キオスク」がオープンに先駆けて展開されている。「BACH(バッハ)」代表のブックディレクター幅允孝がブランドの世界観に合わせてセレクトした小説やアートブック、絵本や詩集などといった書籍のほか、日本製の文房具を販売し、書籍購入者には数量限定でスペシャルポストカードセットを特典として配布するほか、京都の老舗コーヒーロースター「小川珈琲」によるオリジナルドリンク(各税込600円)なども提供している。キオスクは6月4日まで。
■ジル サンダー 京都BAL
営業時間:11:00~20:00
所在地:京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 1階
電話番号:075-744-1132
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