ジャン=ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)が手掛けるミュージカル「ファッション フリーク ショー(FASHION FREAK SHOW)」がアジア初上陸し、5月19日から渋谷ヒカリエ11階の東急シアターオーブで公演をスタートする。開幕に先駆け、東急シアターオーブでメディア向けに開催されたレッドカーペットおよび公開プレスコールでは、ゴルチエ本人と日本公演のスペシャルゲストとして本編に登場する城⽥優、ナジャ・グランディーバなどが登場した。
世界的ファッションデザイナーとして知られるゴルチエの生い立ちやデザイナーとしての生涯を描いた「ファッション フリーク ショー」は、2018年のパリでの初演において延べ約25万人を動員。2022年7月にワールドツアーがロンドンで開幕し、アジアでの初公演として日本に上陸した。
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同公演は、作・演出・衣装をゴルチエ自身が手掛け、実際にパリコレを飾ったオートクチュールなどから約200着の衣装が登場する。楽曲制作はマドンナ(Madonna)の「ライク・ア・ヴァージン(Like A Virgin)」やデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「レッツ・ダンス(Let's Dance)」といったヒット曲を生み出した音楽プロデューサー ナイル・ロジャーズ(Nile Rodgers)、振付はマドンナやクリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ(Christine and the Queens)のダンスを担当した振付師 マリオン・モーティン(Marion Motin)が手掛けた。
レッドカーペットに登場したジャン=ポール・ゴルチエ
Image by: FASHIONSNAP
東京公演開幕にあわせて来日し、レッドカーペットに登場したゴルチエは日本での公演実現について「ブランド立ち上げから4シーズン目で借金を背負い苦しんでいた時、オンワード樫山のブティック『バスストップ』に仕事をもらったことで今の私がある。デザイナーとしての縁がある日本で公演することをずっと夢に見ていたので、実現させることができて本当に嬉しい。1人でも多くの人にショーを楽しんで、私の人生について知ってもらえたら」とコメント。日本公演のスペシャルゲストとして本編に登場する城⽥優は「『ファッション フリーク ショー』では、ゴルチエの半生がエンターテインメントとして昇華されている。出演させていただくのがとても楽しみ」と話した。学生時代からゴルチエのファンだというナジャ・グランディーバは「ずっと1ファンとしてランウェイを見てきたゴルチエのミュージカルに出演できるなんて夢のよう。ドキドキが止まりません」と感動した様子で語った。
公開プレスコールの様子
Image by: FASHIONSNAP
5月19日にスタートする「ファッション フリーク ショー」の日本公演は6月4日まで東京・渋谷で上演。その後、6月7日からは大阪に舞台を移し、フェスティバルタワー内フェスティバルホールで6月11日までショーを開催する。
■「FASHION FREAK SHOW」
東京公演
日程:2023年5月19日(金)~6月4日(日)
会場:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ11階 東急シアターオーブ
大阪公演
日程:2023年6月7日(水)~6月11日(日)
会場:大阪府大阪市北区中之島2-3-18 フェスティバルタワー内 フェスティバルホール
公式サイト
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