島精機製作所が、創業者であり60年以上にわたって社長・会長を務めてきた現代表取締役会長 島正博の退任を発表した。6月に開催予定の定時株主総会をもって退任となり、以降同氏は名誉会長として会社に残る。退任の理由は「経営体制変更のため」としている。
島は、1937年和歌山県生まれ。和歌山県立和歌山工業高等学校定時制(機械科)を卒業後、1961年に島精機製作所の前身となる三伸精機株式会社を設立した。1962年に現在の島精機製作所に商号を変更すると、1964年には全自動無縫製手袋編み機の開発に成功。紫綬褒章や毎日ファッション大賞、旭日中綬章といった賞を数々受賞し、「紀州のエジソン」とも呼ばれている。
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