名鉄百貨店一宮店 公式サイトより
名鉄百貨店が、愛知県一宮市で営業している一宮店を2024年1月31日をもって閉店すると発表した。閉店前には顧客への感謝の意を込めて、様々な企画を開催する予定。
名鉄百貨店一宮店は、名鉄百貨店と丸栄の共同出資で営業していた旧名鉄丸栄百貨店を現在の場所に移転し、2000年11月にオープン。一宮駅前に位置し、西尾張地区唯一の百貨店として地元客を中心に利用されてきた。
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一宮店が入居するビルのオーナーである名古屋鉄道は老朽化に伴う大規模修繕を計画しており、名鉄百貨店と名古屋鉄道は賃貸借契約を終了。一宮店の営業継続についても検討を重ねてきたが、コロナ禍の影響もあり今後の収益向上が見込めないとの判断から営業終了に至った。地方新聞社の報道によると、閉店後は親会社の名古屋鉄道がビルを改装するなどして、駅前の活性化につながる新たな商業施設の開発を検討しているという。
閉店発表に伴い、同店は公式サイトを更新。「今後は、名鉄百貨店本店(愛知県名古屋市中村区)のご利用をお勧めさせていただきますと共に、本店において今まで以上にお客様の期待に応えるべく努めてまいります」と綴った。
■名鉄百貨店一宮店
営業終了日:2024年1月31日(水)
公式サイト
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