スターバックスの新ライン「オリアート™」
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スターバックス コーヒー ジャパンが、新たな商品カテゴリーとなる「スターバックス オリアート™(Oleato™)」(以下、オリアート™)を4月20日にメニューに加える。スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)と、スターバックス リザーブ®を取り扱う全国の店舗、計63店舗で販売する。発売前日となる4月19日にプレス関係者向け試飲会が開催された。スターバックス ラテをはじめとするエスプレッソビバレッジや、フラペチーノなどと並ぶ新しい定番ラインとして位置付けるという。
試飲会は、ロースタリー併設型のコンセプトストアとして2019年2月にオープンしたロースタリー 東京で開催。創業者兼名誉会長のハワード・シュルツ(Howard Schultz)氏が来日し、直々に商品の開発経緯やビバレッジの特徴を説明した。
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「オリアート™」は、ラテン語で「オリーブ」を意味する「オーリア(Olea)」からインスパイアされた造語で、エスプレッソと同じくイタリア人の食卓には欠かせないオリーブオイルに着目。健康のためにスプーン一杯のオリーブオイルを飲むイタリア人の習慣からインスピレーションを得て、スターバックスのアラビカコーヒーに、スプーン一杯の「パルタナ(Partanna)」のコールドプレス エキストラバージン オリーブオイルを組み合わせた。様々な方法でコーヒーとブレンディングし、発表会では異なる製法で作られた3種のドリンクが振る舞われた。
スターバックス リザーブ® オリアート™ ゴールデンフォーム™ コールドブリューを作る様子
オリアート™は2月22日にイタリアのミラノでグローバルローンチし、3月23日に創業の地であるアメリカシアトルのロースタリーをはじめとした店舗と西海岸のエリアを中心に販売を開始。今回、世界3番目のマーケットとして日本で展開される。
(左から)「スターバックス リザーブ® オリアート™ ゴールデンフォーム™ コールドブリュー」、「スターバックス リザーブ® オリアート™ ゴールデン クリーム アイス エスプレッソ」、「スターバックス リザーブ® オリアート™ オーツミルク ラテ」
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ロースタリー 東京、スターバックス リザーブ®ストアとスターバックス リザーブ®バーを取り扱う計8店舗では、パルタナ エキストラバージン オリーブオイルを使用したゴールデン クリームに、スターバックス リザーブ®のエスプレッソとオーツミルクを合わせた日本限定ビバレッジ「スターバックス リザーブ® オリアート™ ゴールデン クリーム アイス エスプレッソ」(990〜1050円)を販売。このほか、スターバックス リザーブ® コールドブリュー コーヒーにバニラビーンシロップでほのかな甘みを加え、パルタナ エキストラバージン オリーブオイルを加えたゴールデンフォームをトッピングした「スターバックス リザーブ® オリアート™ ゴールデンフォーム™ コールドブリュー」(900〜960円)、パルタナ エキストラバージン オリーブオイルの豊かな風味から着想を得た「スターバックス リザーブ® オリアート™ オーツミルク ラテ」(840〜900円)をラインナップする。
スターバックス ネイバーフッド リザーブバーと全国の一部店舗の計51店舗では、コールド ブリュー コーヒーの上に、パルタナ エキストラバージン オリーブオイルを使用したゴールデン フォームを浮かべた「オリアート™ ゴールデンフォーム™ コールドブリュー」(660〜900円)、ベルベットのような口当たりと、豊かな香りを体験できる「オリアート™ オーツミルク ラテ」(600〜900円)の2種を提供する。
シュルツ氏は「イタリア、アメリカ、日本に展開できて誇りに思う。イタリア、アメリカでは想像以上に好評だった。とにかく飲んだらこの感動がわかるので日本の皆さまにも飲んで判断してほしい」とコメント。日本で発売するオリアート™のレシピを担当したビバレッジ商品開発グループ 清水拓氏は「ハワードが感じたオリアート™がもつ驚きと体験はそのままに、日本での展開に向けて最適化させることに知恵を絞りました。革新的なアイデアと挑戦で生まれたオリアート™の美味しい体験は、お客様のこれからの新しいコーヒーの習慣となることを確信しています」と自信をのぞかせた。
■スターバックス オリアート™:商品ページ
※価格はすべて店内税込価格(10%)。価格は使用するコーヒー豆で異なる。
※販売期間:2023年4月20日(木)~定番商品として通年販売予定。
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