「シロ(SHIRO)」が、ブランドの世界観を堪能できる宿泊施設「メゾン シロ(MAISON SHIRO)」を北海道夕張郡長沼町にオープンする。2023年4月末に着工し、2024年春に開業する。
メゾン シロは、地上2階建て、延床面積215.48平方メートルの施設を最大定員4人で利用できる一棟貸しの宿泊施設。周辺一帯を見渡せる見晴らしの良い丘の上にあり、宿泊棟の前には緑豊かなガーデンが広がる。設計は、廃材をなくすことを意識したデザインや設計を行うDRAWERSの小倉寛之氏が手がける。自然の循環を守ることと、美しいクリエイティブのどちらも叶える建物づくりを行い、ブランドが大切にする「自然に合わせるものづくり」を体感できる空間を目指す。
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施設内には、シロの製品を至るところに揃え、ブランドの世界観を発信。併設する蒸留施設(シロラボラトリー)では、製品の原料となる素材を蒸留し、北海道砂川市の自社工場「みんなの工場」と並行してものづくりを行う。なお、宿泊者の蒸留工程などの見学も予定する。
このほか、宿泊者のみが利用可能なサウナ施設も用意。やわらかい熱を感じられるという薪のサウナには、ラボラトリーで生まれた蒸留水をロウリュや水風呂に用い、近隣の森から届く薪を使用する予定。電気を用いるサウナには、本場フィンランドのサウナを再現する「イキ(iki)」のヒーターを導入する。
一般客の宿泊も可能だが、年間のうち一定期間はシロ メンバーシップ プログラム(SHIRO Membership Program)の上位会員を招待し、ブランドのファンにものづくりや世界観を体験してもらう機会として提供する。
■シロ:公式サイト
MAISON SHIRO
Image by: SHIRO
DRAWERS 小倉寛之氏
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