石田潤
Image by: コンデナスト・ジャパン
コンデナスト・ジャパンの雑誌「GQ JAPAN」のヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント(Head of Editorial Content)に、石田潤氏が4月15日付で就任することが発表された。前任の新堀哲氏は就任からわずか1年で退任。それ以降、同職は空席となっていた。
石田氏はファッション誌「流行通信」でキャリアをスタート。29歳で同誌の編集長に就任し大胆なリニューアルを行った。2004年に、日経コンデナスト(現コンデナスト・ジャパン)に「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」のエグゼクティブ・ファッション・フィーチャー・エディターとして入社。村上隆、杉本博司、草間彌生などをフィーチャーした企画を担当し、複数のラグジュアリーブランドとのプロジェクトも手掛けた。その後、「ヴォーグ オム ジャパン(VOGUE HOMMES JAPAN)」のエグゼクティブ・ファッション・フィーチャー・エディターを務め、2010年に自身の会社を設立し独立。「カーサ ブルータス(Casa BRUTUS)」や「ティー ジャパン(T Japan: The New York Times Style Magazine)」でコントリビューティング・ エディターを務めた。
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GQ JAPANで女性が要職に着任するのは、編集長代理を務めた軍地彩弓氏に続いて2人目。石田氏はGQ JAPANのヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントに就任後、東京を拠点に「GQ」の グローバルのリーダシップチームと連携し、デピュティ・グローバル・エディトリアル・ディレクター(De puty Global Editorial Director)であるアダム・バイダウィ(Adam Baidawi)の直属となる。 石田氏の就任について、GQのグローバル・エディトリアル・ディレクター(Global Editorial Director)のウィル・ウェルチ(Will Welch)は「ファッションとポップ・カルチャーへの日本の影響力は、国境を越えて広がっています。だからこそ、『GQ JAPAN』は世界最新の刺激的なトレンドの最前線にいると考えています。石田氏の洗練されたテイストはとても印象的で、ファッションはもちろん、ポップカルチャー、スポーツ、アート、デザインなど、さまざまな分野に対して発揮されています。 彼女の就任によって、『GQ JAPAN』は新たな方角に導かれていくでしょう。『GQ』のグローバル・ネットワークに石田氏のユニークな視点が加わることを大変嬉しく思っています」とコメントした。
石田氏は「13年ぶりにコンデナスト・ジャパンに復帰することとなりました。メディアのあり方、そして社会の価値観の変革期に、女性としてメンズメディアの責任者に就任することは大きな挑戦だと思います。国内外の 『GQ』チームとともに、新しくユニークな『GQ JAPAN』を作っていくことを楽しみにしています」と話している。
■GQ JAPAN:公式サイト
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