Image by: 資生堂
資生堂が、中国・海南省で開催中の「第3回中国国際消費品博覧会」に出展している。トラベルリテール事業の成長戦略である海南省での展開およびブランド価値の構築に向け、長期的な成長に向けたコミットメントを果たす。プレステージ中心のポートフォリオと独自の限定品を出展している。
資生堂は2010年に海南省で旅行客向けにグローバルプレステージブランド「SHISEIDO」の免税カウンターを開設。2022年にはさらなるプレゼンス向上のため、海南省海口市の世界最大の免税ショッピングモール「海口国際免税城」へ6ブランドを新規出店した。今後は、オンラインとオフラインが連携した新しい価値を提供するほか、新ブランド導入によるポートフォリオの充実、トラベルリテール限定品の強化に取り組み、海南省でのさらなる成長を目指すという。
海南省は2020年7月からの離島免税政策緩和により急成長を遂げているエリア。2022年は新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けたものの、感染状況の改善に伴い2022年末から観光客は回復基調にあるという。海南省の発表によると、2023年第1四半期の観光客数は、前年同期比20.2%増の見通し。アジア・太平洋地域最大の消費財ブランド展示会である中国国際消費品博覧会には、今年は60以上の国と地域から3000以上のブランドが出展すると見られている。
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