ウィメンズブランド「ナウンレス(NOUNLESS)」が、2023年秋冬シーズンから本格始動する。公式オンラインストアをメインに展開し、8月から10月にかけて順次発売する。
ブランド名は、「名前がないこと」を意味する英単語から由来。服自体が強いキャラクター性を持つブランドとしてではなく、特定のミューズを立てずに、身近な誰かのような親近感のある雰囲気を持ちながら時代性を捉えたアイテムを提案する。デザイン性を担保しながらもデニム以外のボトムスにはウエストゴムを用い、トップスは身幅を広く取ったものを揃えるなど体型を気にせず着用できるほか、マタニティウェアとしても着用可能なアイテムをラインナップ。2023年春夏シーズンからインスタグラムを中心に小規模で展開し、2023年秋冬シーズンから本格的な展開を開始する。
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2023年秋冬コレクションのテーマは「MOTHER」で、コロナの収束を受けて数年ぶりに実家に帰ったデザイナーが、自身の母のクローゼットを起点に、家族や友人など身の周りの多様化する「母親像」の服装やスタイルに着想した。両親が共有していたというジャケットをベースにした「STITCH PAPA JACKET」(5万2800円)は肩パッド風のタックを入れ、ノーカラーのクラシックなツイードジャケット「COMPACT BONDING TWEED JACKET」(4万4000円)には生地を軽量化しボンディング加工を施すなど、1980〜1990年代のデザインを現代的にアレンジした。母親の矯正下着から着想したウエストにレースを使用したレギンス「LACE WAIST LINE LEGGINGS」(1万6500円)は、ローウエストボトムとレイヤードすることでウエストのラインを気にせずにトレンドアイテムを取り入れることができる。オリジナルのレース調の編み地とタートルネックを組み合わせ、”大人が付けるスタイ”をイメージした付け襟「LADY TURTLE BIB KNIT」(1万6500円)やキッズウェアから着想を得たニットカーディガン「KID MOHAIR RUFFLE BABY CARDIGAN」(4万4000円)など遊び心のあるニットアイテムも揃えた。母親の物を長く大切に使用する姿勢にも影響を受けたといい、生地メーカーと提携し仕入れた日本製の残布をコラージュした「QUILTING PATCHWORK FAKE FUR COAT」(6万6000円/すべて税込)は職人の手仕事で1点ごと仕上げ、ボア側とフェイクスウェード側のリバーシブルで着用できる。このほかコレクションアイテムの3分の1に残布が使用されており、次回以降も残布を再利用したアイテムを継続して発表していく予定だという。
■ナウンレス:公式サイト
NOUNLESS 2023年秋冬コレクションキーヴィジュアル
Image by: NOUNLESS
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