Image by: FASHIONSNAP
音楽家 坂本龍一氏が、3月28日に死去した。享年71。本人の希望により、葬儀は既に近親者のみで執り行ったという。坂本氏は、2020年6月に直腸がんと診断され、その後両肺などにも転移しステージ4と公表していた。
坂本氏は、1978年に細野晴臣氏、今年1月に死去した高橋幸宏氏とともにイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成。キーボードおよびシンセサイザーを担当し、「君に胸キュン」「ライディーン」などの楽曲を世に送り出した。ソロとしても活動し、音楽を手掛けた映画「戦場のメリークリスマス」では、日本人初の英国アカデミー賞作曲賞を受賞。今年1月には、坂本が闘病生活の中で日記を書くように制作した12曲を収録した自身6年半ぶりのアルバム「12」を発売した。
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また、「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」2022年春夏コレクションで楽曲がBGMに採用されたほか、「ニューバランス(New Balance)」のグローバルフラッグシップストア「ニューバランス原宿」のオープンを記念して記念シューズのデザインを手掛けるなど、ファッション業界との繋がりも深かった。
坂本氏が所属するエイベックスは、訃報を受けニュースページを更新。ファンや関係者、医療従事者への感謝を伝え、最後に坂本氏が好んだという「Ars longa, vita brevis. 芸術は長く、人生は短し」という一説を紹介した。
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