小田急公式サイトより引用
小田急が、ホテル小田急の全株式と「小田急第一生命ビル」、ハイアットリージェンシー東京を有する「小田急センチュリービル」を譲渡することを発表した。引渡日および譲渡期日は、小田急第一生命ビルが3月31日、小田急センチュリービルとホテル小田急が6月30日を予定している。これにより、譲渡益の約355億を2023年3月期、約500億円を2024年3月期の連結決算で特別利益として計上する予定。
小田急は、小田急センチュリービルを100%子会社であるホテル小田急に賃貸し、日本初のハイアットホテルとして「ハイアット リージェンシー 東京」を42年間運営してきた。シティホテルを取り巻く事業環境が近年大きく変化した上での構造改革や、経営課題である「利益水準の回復」「有利子負債のコントロール」「事業ポートフォリオの再構築」の一環として譲渡を決定したとしている。譲渡で得た資金は、新宿駅西口地区開発計画等の成長投資をはじめとする有利子負債の返済等に充当していくという。
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信託先は、小田急第一生命ビルが第一生命保険等が出資する国内法人、小田急センチュリービルがKKRおよび関係会社が運用・投資アドバイザーを務めるファンドとその共同事業者が出資する特定目的会社。ホテル小田急の全株式は、KKRおよび共同事業者が出資する特定目的会社に譲渡される。
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