皆さん、こんにちは。
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USです。
先日、今年度実施のTES(繊維製品品質管理士)試験スケジュールが発表となりました!
※TES(繊維製品品質管理士)とは、業界で従事されている方はよくご存知かとおもいますが、一般社団法人日本衣料管理協会が認定している資格です。一般社団法人日本衣料管理協会のホームページには『消費者に供給される繊維製品の品質・性能の向上を図ったり、繊維製品の品質について消費者からクレームが出ないように、それらの製品の製造や販売を行う企業のなかで活躍するスペシャリストです』と記載があります。詳しくは衣料管理協会のHPをご覧ください。
さてこの資格、合格率は近年平均20%程度の試験で一般的にはそれ程難易度が高くない試験、だと言われてます。しかし、私は恥ずかしながらなんと4度も受験しました。。。(泣)
TESの試験は出題範囲が幅広く、勉強するのに何処から手を付ければ良いのかわからず、またどういった勉強をすれば良いか分からず苦労をしました。また、勉強を始めた当初、ネットで勉強方法についての情報を調べてもやや少ない気がしました。
ということで、今回はどのような勉強をしたら良いのか困っている方に向けてTESの資格取得のための勉強方法を私の経験からご紹介して行きたいと思います。
勉強に際しては、まずTESのテキストをお買いげになる方が多いと思います。このテキストは『繊維製品の基礎知識シリーズ』と『繊維製品の品質問題究明ガイド』2種類があり、合計5冊のテキストがあります。
最初私も届いたテキストを正攻法で前から順番に読んでおりました。業界の事を広く浅く記載されておりなかなか興味深い内容です。しかし、5冊のテキストを前から順番に読むのはなかなか時間がかります。そして気力が続きません。。。。
そこで知り合いの合格者の方々に相談すると、「過去問をひたすらやった方が良い」と皆さんおっしゃっていたので、私も早速過去問を購入し、ひたすら過去問を解き続けることにしました。
TES試験には短答式の問題と記述式の問題2種類があります。
過去問を解くポイントがこの2つで違いがあるので分けて紹介します。
●短答式試験
短答式試験に関しては、ひたすら過去問を解き、間違えた箇所をテキストで確認する、という作業を繰り返します。出題される箇所には傾向があり、過去問を解いて出題箇所理解を深めます。過去問を何度も何度も繰り返し解き、最終的に満点を目指してください。
短答式試験に関してはこれでオッケーだと思います。
私の場合はこの勉強短答式試験は全ての教科で1発合格できました。(『繊維に関する一般知識』は免除されてましたが)
●記述式試験
私はこの記述式試験で大きく苦戦をしてしまうことになります。
結論からいうと、この記述式試験も過去問をひたすら解いていくことが良いです。ただし、短答式と違い、きっちりした答えがなく過去問を解いても正解か不正解かが非常にわかりにくいです。このことで私は困ってしまい、勉強方法がわからず、何度も繰り返し受験する羽目になりました。。。
私が色々試した結果、3つの勉強が記述において有効だと思います。
まず1つ目に問題を読み、過去問の答えを丸写しすることです。答えを丸写しすることで文章の書き方の型を覚え、自分で書けるようになるのが一番手っ取り早いです。丸写しするのは1度だけきりではなく、何度も何度も繰り返し書くことが重要です。そうすることで自然と書き方を理解することができるはずです。
2つ目、これは事例に関してですが、テキストの品質苦情の事例をひたすら読んでおきましょう。事例についても過去問解くと出題傾向が見えてくるので、特にその部分は重点的に読んでおくと良いでしょう。
3つ目、論文に関しては業界のトレンドが出題される傾向があります。日々、業界のトレンドについてネットニュースやSNSで情報収集しておくことが重要です。さらにその中でこれからの業界の課題や解決方法まで考え癖をつけておくと文章に起こしやすくなります。記述式テストの試験時間は60分とそれほど長くありません。また文字数も600字から800字となっており長くありません。普段から考える癖をつけておき、すぐにアウトプットできるようにしておくことが理想です。
今回紹介した勉強方法について全ての皆さんに合う方法かはわかりませんが参考にはして頂けると思います。困っている方はぜひ一度試して頂きたいです。
最後になりましたが、今年の試験日は2023年は7月9日です。まだまだ今から勉強をスタートしても間に合うと思うので、受験される方は頑張ってください〜!
以上USでした!
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