堀畑裕之と関口真希子が手掛ける「まとふ(matohu)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 A/W」で新作コレクションを発表した。3年半ぶりとなったプレゼンテーションの最後には、人間国宝である染織家 志村ふくみのアトリエと協業した新ブランド「ひかりをまとう(hikariwomatou)」の展開を6月からスタートすると発表した。
まとふと志村ふくみは、堀畑が志村へファンレターを送ったものに志村が返信をしたことがきっかけで10年以上の親交を深め、今回の新ブランド設立に至った。
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ひかりをまとうでは、受注生産で継続的に発表をしていくが、まとふと違い年に2回のコレクション発表形式ではなく、企画に2〜3年をかけて作った服を日本各地や世界で順次受注会を行いながら販売していくという。日本での展示会は6月からは京都、名古屋、東京の3都市で順次行われ、上海とパリでの展示も予定している。
まとふの今回のコレクションのテーマは「共振する世界」。3年半ぶりとなるプレゼンテーションでは、島根県松江市を堀畑と関口が旅する姿を描いた映像が流れ、松江市の自然や伝統産業からインスピレーションを受けてデザインされた、宍道湖の夕陽をイメージしたワンピースなどが披露された。
Image by: FASHIONSNAP
■hikariwomatou 展示会
・京都
期間:2023年6月9日(金)〜6月11日(日)
会場:源鳳院
・名古屋
期間:2023年6月17日(土)〜6月25日(日)
会場:Gallery NAO MASAKI
・東京
期間:2023年7月6日(木)〜7月9日(日)
会場:草月会館
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