花王「ビオレ」が、つけるだけでメイクを瞬時に浮かせ、くるくるなじませずに、すすぐだけでメイクが落ちる「ビオレ ザ クレンズ オイルメイク落とし」(価格は本体190mL 税込1300円、詰め替え用280mL 同1540円、ミニ50mL 同390円 ※編集部調べ)を4月8日に発売する。花王のスキンケア研究所の新技術を搭載した。
同社はメイク落としに関する意識調査から、メイクとメイク落としをなじませて落とすことに手間を感じたり、なじませる際の手と顔の摩擦に負担を感じたりするなど、メイク落としに多くのストレスを感じていると分析した。
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そこで従来の、メイクとメイク落としをくるくるなじませることを前提に設計した商品開発から、発想を転換。スキンケア研究所は、強固なメイク塗膜を力をかけずに溶かすことを目指し、さまざまな油剤を検討した。低粘度油剤が瞬時に被膜剤を溶解できることを見出したが、この油剤だけでは水ですすいだ後に顔料などの粉体が肌に貼り付くように残ってしまうことから、すすぎ時に肌とメイク(粉体)ではなく、肌と水がよりなじむような肌表面の状態に整える、という新発想で技術開発。特定の界面活性剤を応用した処方により、すすぎ時に肌表面と水のなじみやすさが向上、肌とメイクの間に水が入り込んでメイクが離れていくことを確認した。これにより、塗布するだけでメイク塗膜を瞬時に解きほぐし、水ですすぐと肌とメイクの間に水が入り込むことでメイクを肌からやさしくはがし、するっとメイクを落とすことが可能になった。
この、なじませる物理力に頼らずメイク落としができる「メイク瞬浮き技術」を、今回のビオレ ザ クレンズ オイルメイク落としに採用。毎日のメイク落としに伴うストレスを低減し、健やかな素肌を保つことを目指す。また、環境配慮の観点から、容器ボトル(着色剤および、ラベル、ポンプ、キャップは除く)は100%再生プラスチック(ポリエチレンテレフタレート<PET>)を使用。詰め替えやすさの向上のために本体ボトルは広口に設計した。
今後、マーケティング施策も実施する。女優の桜井ユキを起用した動画を制作し、4月7日からのテレビCM放映をはじめ、SNS、店頭でも発信していく。さらにより多くの人に、新技術を搭載したビオレ ザ クレンズ オイルメイク落としを体感して欲しいとの思いから、累計150万人にサンプリングを実施。既存の商品にサンプルを付けるなどで手に取る機会を創出し、「一度使うと戻れない」と思ってもらえる体験を提供する。
Image by: FASHIONSNAP
Image by: 花王
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