「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」が、3月30日に北海道日本ハムファイターズの新本拠地「北海道ボールパークFビレッジ(以下、Fビレッジ)」内にオープンする新店舗「THE NORTH FACE F VILLAGE」の内部を初公開した。キッズ・ファミリーキャンプグッズなどの子どもを主役に据えた商品を中心に揃えるほか、ワークショップの定期開催を予定している。
「ザ・ロッジ」外観
Image by: FASHIONSNAP
ADVERTISING
新店舗は、Fビレッジ内の施設「ザ・ロッジ(THE LODGE)」にオープン。ファイターズの試合が行われるボールパーク「エスコンフィールド(ES CON FIELD)」からは徒歩1分ほどの立地で、周辺ではロードバイクの試乗が可能な「Specialized Hokkaido Ballpark F Village Experience Center」や北海道ミルクを使用したメニューなどを提供するエスプレッソスタンド「poool -Espresso Stand-」、いちごスイーツ専門店「ICHIBIKO 北海道ボールパークFビレッジ」などが営業する。
Image by: FASHIONSNAP
ショップのコンセプトは、「ファミリーキャンプ」と「キッズキャンプ」の2つを設定。店内では、キッズ・ファミリー層をメインターゲットにしたキャンプ用品やアパレルなどの商品を幅広く展開するほか、ザ・ノース・フェイス以外のキャンプ用品も一部取り揃える。専門家を招き、子どもたちにアウトドアアクティビティの楽しさを伝えるワークショップ「キッズネイチャースクール」などイベントの定期開催(年4回ほど)も予定している。
Image by: FASHIONSNAP
また、キャンプギアのレンタルサービスも6月より実施。利用者は、定価の7%前後で店舗から1〜2週間ほどテントやタープを借りることができる。
同店は、Fビレッジ側からのオファーにより実現。事業の責任者を務めたゴールドウイン ザ・ノース・フェイス事業の髙梨亮部長によると、ザ・ノース・フェイスはこれまでも他のスポーツ関連施設から施設周辺への出店を持ちかけられたことがあったが、ブランドと直接の接点がないという理由で断ってきていたという。Fビレッジへの出店についても同様に断る予定だったが、Fビレッジ側の「未来を担う子どもたちにフォーカスを当て、北海道とスポーツそれぞれの価値を複合したボールパークを作りたい」という考えに共感し、キッズ、ファミリー層をメインターゲットにした店舗の出店を決めた。
子どもたちの世代を含めた新たな顧客層の開拓に向けて、新店舗ではさまざまな取り組みを検討している。髙梨部長は「Fビレッジの新店舗では、商品だけではなく『体験』の提供に重きを置いている。店舗前の広場にはテントなどのキャンプギアを常設して好きに遊んでもらう予定で、ブランドやアウトドアに親しんでもらうきっかけを作れたらと考えている」とコメント。今後はロードバイク専門店「Specialized Hokkaido Ballpark F Village Experience Center」など、近隣で営業している店舗と協業しての体験型イベント実施なども視野に入れているという。
■THE NORTH FACE F VILLAGE
営業開始日:2023年3月30日(木)
所在地:北海道北広島市Fビレッジ 1 番地 THE LODGE 1階
営業時間:10:00〜19:00
定休日:不定休
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境