カネボウ化粧品の「カネボウ(KANEBO)」が、被災地の復興を目指す「東北コットンプロジェクト」で栽培された綿を使用した、4枚重ねの化粧用コットン(100枚入り、税込1100円)を3月10日に発売する。
2011年から始まった「東北コットンプロジェクト」は、津波により稲作が困難になった農地で綿(コットン)を栽培し、紡績、商品化、販売まで一貫して行うプロジェクトだ。長期視点で被災地の復興を考え、東北の新たな農作業の確立を目指している。
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カネボウは、美ではなく「希望」を発信するブランドとして、ピンクリボン活動の啓発キャンペーンや、ジェンダーインクルーシブな商品設計など、よりよい社会の実現に寄り添ったさまざまなアクションを起こしてきた。今回は、一部に同プロジェクトで栽培されたコットンを採用した「4 レイヤリング コットン」の販売を通じ、継続的にプロジェクトに関わり、被災地の復興を支援する。
綿以外に、糸を製造する工程で本来なら廃棄される、糸にならない短い綿繊維を一部原料として採用したほか、製造過程で必要な漂白剤などの使用量を抑えた未脱脂綿を一部使用。さらに、商品パッケージには植物由来成分を含むインキ(バイオマスインキ)を使用し、土中、海水中の両環境下で、原料とした綿の生分解性を確認している。コットンは、はがしても使える大判サイズの4枚重ねタイプで、保湿やふき取り、スペシャルケアにも使える。毛羽立ちを抑えているためよれにくく、肌負担を抑えながら高い汚れ落ちも叶える。
カネボウ:オンラインショップ
Image by: KANEBO
4 レイヤリング コットン
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